師恩の恵【シオンノメグミ】(果樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8733号 |
登録年月日 | 2001年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | かんきつ | |
登録品種の名称及びその読み | 師恩の恵 よみ:シオンノメグミ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 3月 13日 | |
品種登録者の名称 | 大津祐男 | |
品種登録者の住所 | 神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜965 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 大津祐男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「清見」に「ミネオラ」を交配して育成されたものであり、果形が扁球、果重がやや重、果皮色が濃橙の育成地(神奈川県足柄下郡湯河原町)では2月中下旬に成熟するかんきつである。樹姿はやや直立、樹の大きさ及び樹勢は中である。枝梢の太さは太、節間長は長、とげの多少は少である。葉身の形は卵形、波状の程度、葉身の大きさ、葉身長及び葉身幅は中、網脈の鮮明度は明瞭である。翼葉の形は楔形、葉柄の長さは中、太さは太である。花序の形成は単生、花(花蕾)の重さは軽、花弁の形は紡錘形、長さは短、幅は中、色は白、数は5枚、花糸の分離の程度は分離、花粉の多少は無である。果実の形は扁球、果形指数はやや大、果頂部の形は陥没、放射条溝及び凹環の有無は無、果梗部の形は切平面、放射条溝の多少は少である。果心の充実度はやや粗、大きさは大、果実の重さはやや重、果皮の色は濃橙、油胞の大きさ及び密度は中、凹凸は凸、果面の粗滑は中、果皮の厚さは厚、果皮歩合は大、剥皮の難易は中である。じょうのう膜の硬さは軟、さじょうの形及び大きさは中、色は濃橙である。果汁の多少は多、甘味はやや高、酸味は低、香気の多少は中、種子数は無、胚の数は単胚である。発芽期及び開花期はやや晩、成熟期は早で育成地においては2月中下旬である。隔年結果性は中、浮き皮果の発生は少、裂果の発生は無、貯蔵性は中である。「清見」と比較して、翼葉の形が楔形であること、成熟期が早いこと等で、「清峰」と比較して、翼葉の形が楔形であること、剥皮が易であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和54年に育成者のほ場(神奈川県足柄下郡湯河原町)において、「清見」に「ミネオラ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら神奈川県農業総合研究所根府川試験場の協力を得て特性の調査を継続し、平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「シオン」であった。 |
このページでは「品種登録データベース」から師恩の恵を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から師恩の恵を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から師恩の恵を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から師恩の恵を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から師恩の恵を検索
- 師恩の恵のページへのリンク