宇宙三面魔像 ジャシュライン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 08:18 UTC 版)
「ウルトラマンメビウスの登場怪獣」の記事における「宇宙三面魔像 ジャシュライン」の解説
第37話「父の背中」に登場。 トーテムポールに手足が付いたような姿をした宇宙人。軽快に踊るなどおどけた一面を持つが、その実は屈強かつ凶悪。上から並ぶ3つの顔(表情は上から怒り、笑い、冷静)は兄弟で、それぞれ異なる人格を持つ。エリダヌス座宇宙を荒らし回っていた大悪党で、倒した相手の死体(黄金像)を集めている。宇宙ストリートファイトの連勝街道を驀進していたが、謎の時空波に導かれて地球へ飛来し、メビウスに勝負を挑む。 3つの顔の額にはランプフォリドランプがあり、ランプが点灯している顔が現在の攻撃主導権を握っていることを示し、3兄弟はそれぞれ異なる攻撃を仕掛ける。長兄は腕の盾から作り出すアームブーメランの名手で、一人称は「オレ様」で語尾が「 - ジャジャ」。次兄は格闘戦に長けたメビウスを凌ぐ実力の持ち主で、一人称は「ボクちん」で語尾は「シュラ」。末弟は念動力を使って敵の動きを封じたり、エネルギー波の幕を体の前面に張り、敵の攻撃を弾き返すことができ、一人称は「ワシ」で語尾は「イ〜ン」。そして三兄弟の額のランプが3つ同時に点灯した場合、頭頂部の羽根から金色の光線ゴールジャシュラーを放射し、相手を黄金像にする。これでメビウスを黄金像にするが、メビウスが諦めなかったためカラータイマーだけは黄金にならず、苛立ちから何度もブーメランをカラータイマーに叩き付けて破壊しようとした。カラータイマーにヒビが入ったのを確認し、止めの一撃を振り降ろそうとするが、ウルトラの父が駆けつけてメビウスを復活させる。再びゴールジャシュラーを放とうとするも、ウルトラアレイの力によって顔のランプを3つ同時に破壊され、ゴールジャシュラーや三兄弟それぞれの攻撃手段を行えなくなってしまったのをきっかけに劣勢に立たされ、最後は自棄になって地球の地核を刺激して星ごとメビウスたちを倒そうとするが、地中に潜る寸前にメビュームバーストで倒される。 テレビマガジン版『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』では、アークボガール配下の宇宙人軍団として、マグマ星人、ペガッサ星人、ババルウ星人と共にウルトラマンとセブンに襲いかかるが、ウルトラマンのスペシウム光線を受けて宇宙の彼方に吹き飛ばされる。 声:松本大(長兄)、浅沼晋太郎(次兄)、はじ(末弟) スーツアクター:福田大助 デザイン:酉澤安施。検討段階では首が回転して顔が変わる三面怪獣とする案もあった。 プロットでは時空波の発生源である海底の古代遺跡を守るガーディアンという設定であった。この設定に基づいた古代拳闘士をモチーフとした石像風のデザインも描かれている。
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