委員会・会議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/03 01:37 UTC 版)
リスクマネジメント委員会 医療現場で起きた問題点の対策を検討し、そこから引き出された教訓や決定事項を現場に反映させるための組織。バチスタ・スキャンダル以前は呼吸器内科の曳地均助教授が委員長だったが、バチスタ・スキャンダル以降は曳地が不貞腐れて辞任したため、現在は田口が委員長に就任した。副委員長は臓器統御外科の黒崎教授だが、田口が委員長になってからはあまり出席せず、たまに出席しても居眠りをしている。 エシックス・コミティ 倫理問題審査委員会。前リスクマネジメント委員会委員長の曳地が創設した研究や医療問題全般の倫理問題を審査する委員会で、独自の調査権を賦与されている。曳地の置き土産でバチスタ・スキャンダルで恥をかかされた曳地が規約の起草から人員構成にいたるまで、田口を引きずり降ろすために構成したため、影では「対田口リベンジ・チーム」といわれている。曳地は高階病院長の改変草案の一字一句に目を光らせ、病院長介入の余地を完全に封殺した。現委員長は、前委員長の曳地助教授が直々に指名した精神科助教授、沼田泰三。副委員長は三船事務長。 電子カルテ導入委員会 電子カルテを導入するための委員会。前委員長は曳地で、現委員長は田口。リスクマネジメント委員会委員長と同時に任命された。「カルテは患者のものでなく医者のもの」という旧世代医師の時代錯誤の感覚の死守で、電子カルテ導入の進捗が滞っている。 医療事故調査委員会 医療事故問題を解決に導くことができる委員会。この委員会を創設するかどうかを決める会が、厚生労働省で行われた「診療関連死死因究明等の在り方に関する検討会」。通称は「医療事故調査委員会創設検討会」。一般にはさらに略され、「医療事故調・創設検討会」と呼ばれている。座長は相模原大学法学部の田島勇作教授。田口も白鳥に強制的に出席させられた。 院内医療事故調査委員会 極北市民病院で設立された委員会。白鳥が「三枝久広逮捕事件」を見越して、姫宮に設置させた。委員長は今中良夫。 病院環境改善検討委員会 極北市民病院の環境を改善する委員会。委員長は代々外科部長が引き継いでいるため、外科部長になった今中良夫が任命された。 省庁横断的組織防衛会議 通称・マルショウ。キャリア官僚による不祥事をメディアの注目から外すために行われる会議。あらかじめ警察庁に一括して不祥事をストックし、ある省庁が不祥事を起こした際には、それ以外の省庁の不祥事をルーレットで決定し発表することで世間の注目から外すように仕向ける。ノーパンしゃぶしゃぶ事件にも開催された。
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