てんびんをもつおんな〔テンビンをもつをんな〕【天秤を持つ女】
天秤を持つ女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 04:19 UTC 版)
『天秤を持つ女』(てんびんをもつおんな、蘭: Vrouw met weegschaal、英: Woman Holding a Balance)は、オランダ黄金時代の画家ヨハネス・フェルメールが1662年から1663年ごろに描いた絵画。キャンバスに油彩で描かれた作品で、ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー・オブ・アートが所蔵している。
- 1 天秤を持つ女とは
- 2 天秤を持つ女の概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
天秤を持つ女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 18:43 UTC 版)
制作年代:1664年頃 技法:カンヴァス、油彩 サイズ:39.7×35.5cm 所蔵:ナショナル・ギャラリー(アメリカ合衆国、ワシントンD.C.) 来歴:ピーター・A・B・ワイドナー旧蔵。1942年に息子のジョセフからナショナル・ギャラリーに寄贈。 左から光が差す室内に立つ女性というテーマはおなじみのものだが、本作品では閉じられたカーテンを通してわずかに光が差すのみである点が他の作品と異なる。テーブルの上には宝石箱と真珠のネックレスが見え、光を反映している。女性が右手に持つ天秤は真珠か金貨を量っているように見えるが、実際には天秤の皿の上には何も乗っていない。女性の背後の絵は「最後の審判」、つまり、人間の魂が秤にかけられ、天国と地獄に振り分けられる様を表している。 詳細は「天秤を持つ女」を参照
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