てがみをかくおんな〔てがみをかくをんな〕【手紙を書く女】
手紙を書く女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 10:22 UTC 版)
| オランダ語: Schrijvende vrouw in het geel 英語: A Lady Writing a Letter |
|
| 作者 | ヨハネス・フェルメール |
|---|---|
| 製作年 | 1665年頃 |
| 種類 | キャンバスに油彩 |
| 寸法 | 45 cm × 39.9 cm (18 in × 15.7 in) |
| 所蔵 | ナショナル・ギャラリー・オブ・アート、ワシントンD.C. |
『手紙を書く女』(てがみをかくおんな、蘭: Schrijvende vrouw in het geel、英: A Lady Writing a Letter)は、オランダ黄金時代の画家ヨハネス・フェルメールが1665年ごろに描いた絵画。キャンバスに油彩で描かれた作品で、ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー・オブ・アートが所蔵している。
手紙を書いていた女性が何かに気を取られ、優雅に振り向く情景が描かれている。女性が身につけている首飾りには10個の、イヤリングには2個の真珠が、それぞれあしらわれている。
フェルメールの作品の多くは、自身が住んでいた父祖伝来の屋敷の屋内を背景として描かれている[1]。女性の上着、テーブルクロス、真珠の首飾りなど、この作品に描かれているものが、他のフェルメールの作品にも繰返し描かれている。これらはフェルメール本人かその家族が実際に所持していたもので、描かれている人物像もフェルメールの近親者だった可能性が指摘されている。フェルメール自身はモデルを雇いたかったが、財政が逼迫しており妻子に平穏で豊かな生活を与えるだけの金銭的余裕もなかったということが、その作品に暗示されているとする説もある[2]。
『手紙を書く女』は、1962年にハリー・ウォルドロン・ハヴマイヤー(Harry Waldron Havemeyer)とホーラス・ハヴマイヤー(Horace Havemeyer)がナショナル・ギャラリー・オブ・アートに寄贈した[1]。初めて『手紙を書く女』を貸与されたのはパサデナのノートン・サイモン美術館で、2008年11月7日から2009年2月まで同美術館で開催された展覧会に『手紙を書く女』が展示された[3]。
アメリカの作家ブルー・バリエットの子供向け小説『フェルメールの暗号 (Chasing Vermeer)』では、ナショナル・ギャラリー・オブ・アートから盗まれた『手紙を書く女』をシカゴまで追跡していくことが、小説の重要なプロットとなっている。
出典
- ^ a b "Johannes Vermeer and Dutch Scenes of Daily Life in the 1600s Archived 2004年11月11日, at the Wayback Machine.". National Gallery of Art, Washington, DC. Retrieved on 23 May 2009.
- ^ Bonafoux, p.118
- ^ "Vermeer's A Lady Writing winters at Pasadena's Norton Simon Museum". LA Times, 2 November 2008. Retrieved on 24 May 2009.
参考文献
- Bonafoux, Pascal. Vermeer. New York: Konecky & Konecky, 1992. ISBN 1-56852-308-4
- Critical info by Peter Sutton
- National Gallery of Art's page on 'A Lady Writing'
関連項目
手紙を書く女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 18:43 UTC 版)
制作年代:1665年頃 技法:カンヴァス、油彩 サイズ:45×39.9cm 所蔵:ナショナル・ギャラリー (アメリカ合衆国、ワシントンD.C.) 来歴: 画中の若い女性は、羽ペンを持って手紙を書く手を止めて鑑賞者の方へ視線を向けている。白い毛皮の縁のついた黄色い上着、テーブルの上の宝石箱とリボンのついた真珠のネックレスなどのモチーフは他の作品にも使われているものである。 詳細は「手紙を書く女」を参照
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