埼玉キャンパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 03:43 UTC 版)
埼玉キャンパスは埼玉県宮代町に所在している。 駅から徒歩圏内であるものの、敷地の一部が東武動物公園と隣接し、キャンパス内は緑が広がり、多種の野鳥を見てとれる程である。 面積は、東京ドーム約6個分の広大なキャンパスで、約4000名の学生が通っている。 キャンパスのエコミュージアム化を推進し、研究成果などが環境に与える影響や環境対策設備・機器などを目に見える形にしている。 例えば、本館屋上に採光型の太陽光発電システムが設置され、1号館の1階ホールにその発電状況がモニタリングされている。 その他にも、本学が中心となった共同研究をベースに最新技術を導入して開発された、高性能なハイブリッド風力発電装置も設置され、学内の夜間照明などに利用されており、発電能力が大学で日本一の523kWである。 キャンパス内には、「クリーン・グリーン・エコキャンパス」という標語が掲げられた看板を複数設置し、学生の環境意識向上を図り、学生ボランティアによるキャンパスの清掃を行っている。 それらの試みが評価され、2012年にNPO法人による環境対策の評価を行う「第4回エコ大学ランキング」において、全国総合評価で第1位となった。 創立110周年・大学設置50周年を記念したキャンパス整備 2017年、学園創立110周年及び大学設置50周年を迎えるのを機に、創立以来最大規模のキャンパス整備を行う。 現在のクラブ棟を食堂機能を含めた大規模な施設に建て替え、食堂跡地に多目的講義棟を設置する計画である。また、第2食堂(ピザリアトレビ)が増築される。 多目的講義棟は次世代型教育であるアクティブラーニング強化の為に設置され、現在の本館(1号館・2号館・3号館)と4号館の機能を複合した大規模施設となり、キャンパス整備後も本館や4号館は維持される。 現在、本館に設置されている学習支援センター・英語教育センターなどが移設され、新たに初年次教育センター・スチューデントプラザ・ラーニングセンター・多目的スペースなどを設置する。講義教室は多様な講義形態に対応したフレキシブルな施設となる。 使用学部:基幹工学部(全学年)、先進工学部(全学年)、建築学部(全学年) 使用研究科:工学研究科(博士前期課程・博士後期課程) 敷地面積:282,118m2 最寄駅 東武動物公園駅より徒歩で約15分、スクールバスで約5分である。 新白岡駅よりスクールバスで約12分
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