唖
唖
作者鵜野峻
収載図書ブルー・マウンテンズ
出版社檸檬新社
刊行年月2004.7
唖
発話障害
(啞 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/22 15:38 UTC 版)
発話障害(はつわしょうがい)は、言語障害の一種。発話に障害があることを指す。
語法
発話障害もしくは発話障害者は伝統的に唖 / 啞 (おし、おうし)と呼ばれていたが、この語は現代では余り用いられない。漢語では唖(あ)もしくは唖者(あしゃ)というが、単独ではあまり使われず、後述する聾唖(ろうあ)・聾唖者(ろうあしゃ)の形で使われることが多い。ただし、当用漢字外である「唖 / 啞」(および「聾」)はひらがな書きされることが多い。
英語ではダム (dumb) [1]で、たとえばダンベル (dumbbell、鉄あれい、筋肉を鍛える道具) は「しゃべらない鈴(音の鳴らない鈴型のもの)」という意味である。ただし、特にアメリカ英語で「馬鹿」と言う意味があるため忌避され、ミュートネス (muteness) や、婉曲に「スピーチが害された (speech-impaired)」とも言う。
分類
- 聴覚障害の有無による分類
- 障害の状態による分類
- 障害の原因による分類
- 運動性
- 心因性
- 聴覚性 - 聴覚障害から二次的に発生した障害
- など
類似の用語
- 聾唖(ろうあ)・聾唖者(ろうあしゃ)は、聴覚障害を表す聾(ろう)と合わせた用語である(現在ではひらがな書きされることが多い)。これは、聴覚障害者は言語を習得する機会が奪われるため、二次的な聴覚性の発話障害を併発しやすいからである。しかし近年では、技術や福祉の発展により聴覚障害者でもある程度言語習得の機会が得られるようになったこともあり、聾と唖は区別して論じられることも多い。
- 失語症は、脳の障害により、言語機能(聞く・話す・読む・書くの全てまたは一部)が失われることである。
脚注
- ^ “dumbの意味・使い方”. 英辞郎 on the WEB. アルク. 2022年10月18日閲覧。
関連項目
啞
出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 13:39 UTC 版)
発音(?)
名詞
唖
啞
唖
「唖」の例文・使い方・用例・文例
- 聾唖者
- 彼のスピーチの陳腐さに我々は唖然とした。
- 唖然として何も言えなかった。
- そのチケット代があまりに高過ぎて唖然とした。
- 唖然とした。
- 聾唖者は手話で話す。
- 彼女はその知らせに唖然とした。
- 彼は父が農園を売り払ったのに唖然とした。
- 聾唖(ろうあ)の.
- 聾唖(ろうあ)者.
- 彼女はその知らせに唖然(あぜん)とした.
- 彼はその発見に唖然(あぜん)とした.
- 彼がそれほど難なくやってのけたことに唖然とした.
- 唖然とするニュース.
- 彼女はその光景に唖然(あぜん)として立ちすくんだ.
- 彼は父が農園を売り払ったのに唖然(あぜん)とした.
- その少女に対するいじめ方の陰湿さには唖然(あぜん)とした.
- 町中で真昼間ひったくりがあるとはまったく唖然とする.
- 盲唖学校
- 盲唖教育
啞と同じ種類の言葉
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