周防国衙跡

国指定文化財等データベース

周防国衙跡

名称：	周防国衙跡
ふりがな：	すおうこくがあと
種別：	史跡
種別2：
都道府県：	山口県
市区町村：	防府市国衙町
管理団体：	防府市(昭12・9・3)
指定年月日：	1937.06.15(昭和12.06.15)
指定基準：	史2
特別指定年月日：
追加指定年月日：	平成16.09.30
解説文：	防府市ノ東部、多々良山ノ南ニ在リ。周防國衙ノ阯ナリ。文治二年此ノ國ヲ以テ東大寺ノ知行國トセラレテヨリ國衙ハ東大寺ノ管轄ニ屬シ爾來引續キ明治初年ニ及ベルヲ以テ遺蹟歴々徴スベシ遺蹟ハ國廰寺阯ヲ中心トシ、其周圍ヲ劃セル土居ノ一部、濱宮、船所阯等アリ國衙阯トシテハ全國唯一ノモノトス

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周防国衙跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/03/07 21:57 UTC 版)

周防国衙跡（すおうこくがあと）は、山口県防府市国衙1 - 3・5丁目、警固町2丁目、勝間3丁目ほかに所在する、律令制下の地方行政関連施設跡である。国の史跡に指定されている。

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周防国衙跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/25 03:39 UTC 版)

「国衙」の記事における「周防国衙跡」の解説

山口県防府市内に古くから土居八町とよばれる地域にあり、現在でもそこには国衙や国庁などの小字名がみられる。国府地域には条坊制の跡が見られ、そのほぼ中央北寄りに2町四方の国衙があり、その周りは幅約3メートルの土壇をもつ築地が巡らされ、築地には東西南北の4門があった。国衙域中央を南北に「朱雀大路」が走り、東南部に港湾施設があったと思われる「船所」の字名が存在する。1961年（昭和36年）から1964年（昭和39年）を第1次として発掘調査が行われ、国府には、東西215メートル、南北850メートルに国庁が置かれている。国府域内に都での朱雀大路にあたる大路が南北に通じており、朱雀という小字名も残っている。昔の国府の様子が分かる典型として有名である。1937年（昭和12年）史跡に指定された。国衙跡としては最も早い史跡指定である。