古くからあるフィールミョルクの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 11:35 UTC 版)
「フィールミョルク」の記事における「古くからあるフィールミョルクの種類」の解説
名称名称の意味乳脂肪分 含有量醗酵培地生産メーカー発売時期説明フィールミョルクFilmjölk 2.5%-3% フィール培地 アーラ・フーズ、ファールヒェーピング・メイエリ、イェフレオーテンス・メイエリ、ミルコ、ノルメイエリエル、スコーネメイエリエル、ワプノ 1931年(アーラ) 3%の乳脂肪分から作られる「普通の」フィールミョルク。プレーンと風味付き。有機牛乳から作られたもの、ラクターゼ酵素の働きで作られる低ラクターゼ版、繊維質を追加したもの(f-fil、fil med fiber)や乳脂肪分の高いもの(乳脂肪分の3.8–4.5%のArla Vår finaste filmjölk)がある。スウェーデン語には1741年から存在する。 メランフィールMellanfil ミドル(低脂肪)・フィールミョルク 1.3%, 1.5% フィール培地 アーラ・フーズ、ファールヒェーピング・メイエリ、イェフレオーテンス・メイエリ、ミルコ、ノルメイエリエル、スコーネメイエリエル 1990年(アーラ) 1.5%の乳脂肪分から作られるフィールミョルク。プレーンのみ。 レットフィールlättfil ライト(無脂肪)・フィールミョルク 0.4%, 0.5% フィール培地 アーラ・フーズ、ファールヒェーピング・メイエリ、イェフレオーテンス・メイエリ、ミルコ、ノルメイエリエル、スコーネメイエリエル、ワプノ 1967年(アーラ)、1968年 乳脂肪分0.5% のフィールミョルク。プレーンと風味付き。ラクターゼ酵素の働きで作られる低ラクターゼ版もある。 ロングフィールLångfilfi: pitkäviili 延びるフィール 3% フィール培地 + 「ラクチス乳酸菌」亜種の「ラクチス菌」派生の「ロンギ」(longi) アーラ・フーズ、イェフレオーテンス・メイエリ、ノルメイエリエル 1965年(アーラ) 牛乳の中の炭水化物を長鎖多糖類に変質させる真性細菌の系統である「ラクチス乳酸菌派生ロンギ」(Lactococcus lactis var. Longi)によりもちもちした食感を有するフィールミョルク。プレーンのみ。スウェーデン北部でより一般的。粉末ショウガを混ぜて食すことがある。スウェーデン語には1896年から存在する ボルネスフィールBollnäsfil ボルネス・フィール 3% ボルネス(Bollnäs)産のフィール培地 ミルコ ボルネスが起源のフィールミョルク。プレーンとバニラ風味。 フィエルフィールFjällfil 山地フィール 0.8%, 3.8–4.5% 特製フィール培地 ミルコ プレーンのみ。 フィールブンケFilbunkefi-se: Filfi: Viili フィールの椀 2.5%, 4% 特製フィール培地 ミルコ、バリオ 小さな椀の中でかき混ぜず醗酵した牛乳。プディングの様な固さ。かき混ぜないロングフィールに類似。伝統的に通常幾分かのクリーム分を含む生乳(低温殺菌や均質化されていない)から小さな椀の中で作られる。クリーム分は上面に黄色いサワークリーム層を形成する。プレーンのみ。スウェーデン語には1652年から存在する。 ラクトスフリ・フィールLaktosfri Fil ラクターゼ抜きフィール 3.5% フィール培地 バリオ 3.5%の乳脂肪分とラクターゼ酵素の働きで作られるフィールミョルク。プレーンのみ。
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