参考にする場合の注意点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/29 01:17 UTC 版)
Xbox360 mk2やPlayStation mk2の運営者はレビューについて参考にする際に考慮するべき点の見解を述べており、下記に抜粋要約して掲載する。 点数について 点数の高低だけで一概に比較することはできない。たとえば「PS3やXbox 360でHDグラフィックを初めて体験した」というだけでグラフィックのポイントが高くなることもあるし、同じソフトであっても、「新品のフルプライス」で購入した場合と「格安の中古」で購入した場合で評価が異なる場合もある(「中古で安く購入できた」という理由で評価が高くなることがある)。 あくまで「レビュアーがプレイした時点での評価」だということを考慮する必要があるため、Playstation mk2では「安く買えたから」のように、購入時の価格を評価へ加味することを禁止している。 美麗な3Dグラフィックとして4点を付す場合もあれば、リメイクソフトがHD対応となったということだけで4点が付される場合もあり、項目が同じ点数でも一概に同じ観点からの評価というわけでもない。 さらに、HDTVや5.1chサラウンドシステムなど、プレイ時のハード面における環境によって左右される項目もある。熱中度などはオンラインで他者と遊ぶことで大きく評価が異なる場合も多い。 期待度で評価のハードルが上がる。 「TVCMが流れていた」、「有名シリーズの最新作」など、リリース前の情報によって、そのソフトに対して期待感を抱き、求められるクオリティのハードルが変動する場合がある。 なお、固定の、特に熱狂的なファンを有するソフトでは寛容の範囲が広くなるとともに、そのソフトの新作がリリースされるということ自体への喜びや嬉しさが点数に加味される場合があるなどして評価が高くなりやすい場合がある。 レビュアーの傾向 1人あたり平均3件以下の投稿が大部分のために、ライトユーザーが多いと思われる。そのためRPGや大作、シリーズ物にレビュー数が隔たっている。 ゲームアーカイブスやバーチャルコンソールなどで配信されている過去のタイトルと最近のタイトルでは、レビューや点数の傾向が異なる場合がある。 レビュー工作について 2ちゃんねる・ハード・業界板出身のライバルユーザーによってレビュー工作が行われることがある。 システムの性質上、明らかな工作レビューは弾かれるが、それらを潜り抜けたレビューもある。ただ中央値により極端な点数は反映されない仕様となっている。人気タイトルも中央値に標準偏差を加えることで補正することができる。このように点数表記をしているものの、運営側は「好き嫌いは個人によって違うので参考程度に」と注意をおいている。 ハード別による同一ソフトについて 「PS3・Wii・Xbox 360」「PSP・3DS」という具合に、2機種以上のクロスプラットフォームで同じゲームソフトが発売された場合、PS3版の方がグラフィックの点において綺麗であっても「PS3にしては粗い」「Wii(PSP)としては綺麗な方」など、ハードの仕様と性能の認識差により、後者のWiiのようにグラフィック評価が高くなってしまう現象も起こる。
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