原作・映画版との相違点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 15:34 UTC 版)
「1リットルの涙 (テレビドラマ)」の記事における「原作・映画版との相違点」の解説
オリジナル版 実話では1980年代の愛知県豊橋市に住む少女の高校進学直前からの闘病記だが、ドラマでは亜也が通学した愛知県立豊橋東高等学校が「明和台東高校」(千葉市にある千葉明徳高等学校がロケ地)となっている。また、転校した養護学校は県立岡崎養護学校から「加住市立加住養護学校」(東京都立北養護学校=現:東京都立北特別支援学校がロケ地)となっている。実家の豆腐店のロケ地は横浜市鶴見区尻手商店街である。また、1980年代には普及していない携帯電話がドラマでは小道具として使われた。 肖像権の都合上、主要人物(亜也の家族)は名字が「池内」となっている。 ドラマでの父・瑞生は豆腐屋を自営しているが、実際の父・木藤瑞生はサラリーマンである(『いのちのハードル』より)。 実話では5人兄弟(2男3女)だが、ドラマでは4人兄弟(1男3女)である。これは次男・賢太朗が登場していないため。 主治医が女性から男性に変更されている。 映画では診察室で片足立ちなどをするがドラマでは片足立ちになったり医師の指を追ったり診察室の外を歩いたりもする。 著書にない恋人役の男性クラスメートの設定がある。これは今回ドラマ化にあたり、「亜也にも恋愛をさせてあげたかった」という母親の要望をフジテレビサイドが汲み取ったものである。なお、遥斗は生物部に所属しているが、原作でも生物部に所属する生徒が登場するので完全オリジナルのキャラクターではない(詳細はキャストを参照)。 主人公の生まれた年を1989年に設定したので、未来の出来事にしないために養護学校に転校した時以降の時間軸は曖昧にされた(20歳の時点では2009年、更に死去した時点で2014年になる)。池内亜也が入手した「障害者手帳」では生年が「昭和元年」となっているが、「平成元年」が正しい。池内亜也が養護学校を卒業したのは2008年、つまり平成20年3月になり、これは2007年度末なので、卒業式の場面では「平成十九年度」と書かれてある。第1話冒頭で潮香が読んでいた亜也の最後の日記は「2015年」となっており、最終回での亜也の最期が2015年で、ラストシーンの墓参は一周忌の設定なので2016年が舞台である。 トルコ版 女子大生Cihanが大学1年生で発症した物語に置き換えられている。
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