北海道江別太遺跡出土品
主名称: | 北海道江別太遺跡出土品 |
指定番号: | 484 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1993.06.10(平成5.06.10) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 考古資料 |
ト書: | |
員数: | 一括 |
時代区分: | 続縄文 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 江別太遺跡は石狩川との合流点から三キロ上流の現千歳川河岸に位置し、標高四メートルを測る低湿地遺跡である。昭和五十三年、北海道縦貫自動車道建設に先立つ発掘調査で、縞状に堆積した包含層から遺存状態の良好な遺物が多量に出土した。出土遺物の分析から、遺跡は縄文時代晩期から続縄文時代後期まで、継続して営まれたことが判明した。 本件は、これらのうち、続縄文時代中ごろ(本州では弥生時代終末にあたる)に属する江別式の深鉢形土器五箇、玉類六箇、石器類二十七箇、木器・木製品類二十箇、および鹿角簪【ろつかくかんざし】一箇から構成される。 これらのうち、箆状【へらじよう】石器および木製の銛【もり】、棍棒【こんぼう】、箆【へら】などは、多量のサケが遡上する河岸という立地から漁撈具と考えられる道具類であるが、ことに柄に樹皮で緊縛された箆状石器は遺存状態もよく、この種の石器の使用法を知る上で貴重な例である。また、装身具としての琥珀玉、琥珀垂飾、簪などもあり、多彩である。 本資料は、北海道続縄文時代の河川漁撈の形態を知る上で数少ない貴重なものであり、同時代の生業研究の基準資料としてその価値が高い。 |
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