劇場公開作品
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「銀河英雄伝説 (アニメ)」の記事における「劇場公開作品」の解説
『わが征くは星の大海』(わがゆくはほしのたいかい)(劇場用映画・60分)1988年2月 戦艦ブリュンヒルトの初陣であり、宇宙暦795年 / 帝国暦486年9月に勃発した惑星レグニッツァ上空の戦いと第4次ティアマト会戦を描いたもの。外伝1巻終盤。 『黄金の翼』(おうごんのつばさ)(OVA・60分)1992年10月(劇場公開は1992年12月) 田中芳樹が漫画家道原かつみのために原作を書き下ろし、1986年に外伝として発売された同名コミックの映像化であり、ラインハルトとキルヒアイスの少年時代から宇宙暦792年 / 帝国暦483年の第5次イゼルローン要塞攻防戦まで(OVA外伝第1期の「白銀の谷」より前の時期および「決闘者」と「奪還者」の間の時期)が描かれている。この作品はOVAリリース後の劇場公開だった。 キャラクターデザインは、コミックや小説版の挿絵を描いた道原かつみの絵に準拠した物になっている。装甲服やメカニックデザインも漫画版や小説版と同様の笠原彰デザインである。このために1988年からの劇場版やOVA(メインキャラクターデザイン: 奥田万つ里、メカニックデザイン:加藤直之)とは宇宙艦船の形状や帝国軍の軍服が大きく異なるほか、イゼルローン要塞の外壁はOVA版の独自設定だった流体金属層から原作小説に準じた固体装甲板となっている。 BGMもクラシックを使用せずに独自に作曲された物が用いられている。更には、劇中の登場人物で、OVAと同一の声優が配役されたキャラは一人もいないなど、映像・音声面では他の劇場版やOVAシリーズとの連続性がほとんど無い。但し、物語上の連続性は維持されている。 『新たなる戦いの序曲』(あらたなるたたかいのオーヴァチュア)(劇場用映画・90分)1993年12月 本編1巻序盤にオリジナルエピソードを加え、外伝1でフリードリヒ4世が実は聡明な人物かとラインハルトが愕然となり震えが走る謁見も交えて「アスターテ会戦」の部分をリメイクしたもの。
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