創作・著作権に対するスタンスとは? わかりやすく解説

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創作・著作権に対するスタンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 17:26 UTC 版)

松本零士」の記事における「創作・著作権に対するスタンス」の解説

日本漫画家協会著作権責任者コンピュータソフトウェア著作権協会理事などの役職を持つ立場にあることもあって、著作権対し敏感な面があり、過去著作権関連シンポジウムで「孫子時代まで自分著作権守りたいというのが心情だ」と述べたこともあるほか、自らが過去漫画の中で使用した台詞等の表現を「創作造語」と称し、それに似た表現他者無断で使うことに否定的な見解示している。 松本著作権強硬なのは、『宇宙戦艦ヤマト』戦争ものなどを描く際には戦没者民族感情細心の注意払って配慮しているのに、自分あずかり知らぬところで、第三者によって自分創作意図反した使われ方されるの我慢できないこと一因だという。2002年には自らが原作テレビアニメSPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK』がダビデの星を敵のデザイン使ったことから、ユダヤ人感情配慮して一時製作中止にさせたこともあった。 権利関係に非常にシビアである印象持たれるが、作家対す敬意があり無断で使うのでなければ他の漫画家ミュージックビデオ広告等に自作キャラクターを使うことには寛容である。自作笑いネタにしたパロディ的な引用にも、松本自身が「面白い」と思えば快く許諾する傾向にある。但し「面白くない」と感じたパロディ的な引用には非常に厳しく名指し非難したり、担当編集者漫画家自身呼びつけ説教することもあるという。 松本は『スター・ウォーズ』の企画書レイア姫初期設定『宇宙海賊キャプテンハーロック』有紀蛍類似しており、同作品の初期企画自作影響与えた発言しているが、松本が「自身の作品影響受けた」とする作品中には本当に影響を受けたものかどうか不明なものも含まれている。 『銀河鉄道999』劇場版第2作さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』に登場する星野鉄郎父親黒騎士ファウストに関しては、『スター・ウォーズ』旧3部作登場するダース・ベイダーとでいくつかの共通点見られる。また宝島社の『完全版 銀河鉄道999 PERFECT BOOK』では、その子ルーク・スカイウォーカー鉄郎設定上の類似点などについて言及されている。時期的には『スター・ウォーズ』のほうが制作開始公開いずれも早い

※この「創作・著作権に対するスタンス」の解説は、「松本零士」の解説の一部です。
「創作・著作権に対するスタンス」を含む「松本零士」の記事については、「松本零士」の概要を参照ください。

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