制定後の動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 06:23 UTC 版)
各社でUnicodeの絵文字に対応が進み、機種に依存せずに絵文字を使える環境が普及した。 パソコンMicrosoft Windows:Windows 7にてUnicode 6.0の絵文字に対応した。Windows 8より絵文字のソフトウェアキーボードが搭載された。Windows 8.1からカラー絵文字が実装され、Windows上でもカラーの絵文字が利用できるようになった。Windows 10では各種アップデートで最新の絵文字に対応している。 Apple macOS:Mac OS X Lion以降でUnicode 6.0の絵文字に対応している。 モバイル端末Google Android:2012年6月リリースのAndroid 4.1でUnicode 6.0の絵文字に対応、2013年10月リリースのAndroid 4.4からはカラー絵文字になる。その後もAndroidのアップデートでUnicodeに追加収録された新たな絵文字に対応しており、2017年8月リリースのAndroid 8.0ではUnicode 10.0の絵文字に対応している。 Apple iOS:iOS 4より絵文字に対応しているが、iOS 6より、Unicode 6.0での絵文字に対応。その後もメジャーアップデートでUnicodeに追加収録された新たな絵文字に対応する。 Windows Phone:Unicode 6.0の絵文字に対応している。 その他Unicode 6.0の絵文字に対応した複数のフリーフォントがあり、これらのフォントをインストールすれば、携帯電話以外からでもUnicodeの絵文字を表示することが可能である。また、Unicodeの絵文字に変換するためのかな漢字変換の辞書も公開されている。 Unicode 6.1では、絵文字としても使われるUnicodeコードポイントのうち107個に対し、異体字セレクタの組み合わせが例示され、テキストスタイルと絵文字スタイルを切り替えられるようになった。例示された中には、Unicode 6.0では規定していない#、1から9の数字単独での絵文字スタイルも示された。 2014年5月以降、NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス、ウィルコムのキャリア6社はキャリアメールおよびSMSサービスの文字コードをUnicodeに対応し、絵文字の数と種類を共通化する。ただしアップルのiPhoneは対象外としており、NexusなどSIMフリーAndroid端末、タブレットやPCとの互換性については、発表時に言及されていない。
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