利用可能なコエの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/29 02:26 UTC 版)
「コエステーション」の記事における「利用可能なコエの種類」の解説
コエステーションで利用出来るコエには、有名人などの公式コエと、一般ユーザーが専用のスマホアプリで自ら登録した一般コエがあり、コエステーションの音声合成ツールは、コエとセットで利用する。 公式コエの場合、通常、声主は芸能事務所等である。ビジネスユーザーから公式コエを利用したいという依頼を受けた場合、声主にその依頼内容が伝えられ、用途や料金、条件等の調整が行われる。折り合いがついたら、契約に基づいてビジネスユーザーが利用可能になる。コエの利用料に関しては、あらかじめ取り決めたルールに則って、声主にもその一部が支払われる。コエの利用料は、用途やビジネスユーザーの希望に応じて、月額制や一括支払い、レベニューシェアなど、様々な形態がとれるようになっている。 ビジネスユーザーが一般コエを利用する場合には、アカウント連携サービス、 一般コエ募集サービス、 一般コエリクエストサービスのいずれかを利用する。 アカウント連携サービスの場合、ビジネスユーザー側のサービスで、コエステーションのIDとパスワードを入力する画面を表示出来るように実装する。一般ユーザー本人が、ビジネスユーザー側のサービスで、コエステーションと連携するための操作を行い、コエステーションのIDとパスワードを入力し、コエステーション側で認証されると、ビジネスユーザー側のサービスに、当該一般ユーザーのコエを利用するためのアクセストークンが発行され、そのコエがそちらのサービスで利用出来るようになる。これによって、例えばSNSのメッセージを送信者本人のコエで読み上げる、プレーヤー本人のコエで喋るキャラクターがゲームで使える等といったことが実現可能になる。 また、コエシェア機能によって利用を許可されている家族や友人等のコエもアカウント連携先で利用することが出来るので、例えば、恋人のコエで毎朝起こしてくれる目覚ましサービスや、孫のコエで毎日の定時安否確認の連絡をしてくれる高齢者向けサービス等を実現することが可能になる。 一般コエ募集サービスの場合、コエステーションのスマホアプリで一般ユーザーに対してコエ利用を募集することが可能で、応募(許可)された一般ユーザーのコエを提示した利用範囲の中で利用することが出来る。例えば、朝のニュース番組で毎日違う視聴者のコエを選んで天気情報コーナーのアナウンス音声として使う、アニメーションの新キャラクターのコエを一般から募集するなど、色々な活用が考えられる。 不特定多数の一般ユーザーに広く募集する一般コエ募集サービスに対して、一般コエリクエストサービスの場合、特定の一般ユーザーにコエ利用のリクエストをすることが出来る。例えば店長のコエで店内放送を流したいといった場合に、店長があらかじめコエステーションの一般ユーザー向けスマホアプリで自身のコエを登録しておき、一般コエリクエストの承認手続きを踏むことで、エディターやWeb APIといった法人向け音声合成ツールでそのコエを利用することが可能になる。
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