利用可能なオーバーレイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 06:14 UTC 版)
「OpenLDAP」の記事における「利用可能なオーバーレイ」の解説
OpenLDAPディストリビューションでは21個の中核オーバーレイが提供されている。さらに15個のユーザーコントリビューションのオーバーレイがある。他にも承認待ちのものもある。 中核オーバーレイaccesslog: 別のLDAPデータベースにサーバのログを採取する。 auditlog: テキストファイルにサーバのログを採取する。 chain: クエリをインターセプトし、まとめる。back-ldap の一部。 collect: X.500風のcollective属性の実装 constraint: 特定の属性について、受容可能な値を制限する。 dds: ダイナミック・データ・サービス - その時点で自動的に生成できるエントリ。 deref: 検索結果内で参照されたエントリに関する情報を返す。 dyngroup: 単純なダイナミックグループをサポート。 dynlist: より洗練されたダイナミックグループ。 memberof: memberOf などのバックリスト属性をサポート。 pcache: 検索結果のキャッシュ(性能強化用) ppolicy: LDAPパスワードポリシー - パスワードの品質、期限切れなど。 refint: 参照完全性 retcode: 各種操作で返す値を事前設定する(クライアントのデバッグ用) rwm: 書き換えモジュール。LDAPデータを様々に変更。 seqmod: 個々のエントリへの書き込みのシリアライズ。 sssvlv: サーバサイドでのソートと、仮想リストビュー(未リリース) syncprov: Syncreplプロバイダ。レプリケーションのマスター側実装 translucent: 半透過型パススルー。プロキシ型サーバでのローカルなデータ補強。 unique: ツリー内での属性値の一意性の保証。 valsort: 属性値の様々なソート。 ユーザーコントリビューションのオーバーレイaddpartial: 追加要求を受け取り、そのエントリが既に存在していたら更新要求に置き換える。 allop: 要求の仕方を知らないクライアントに対して、指定可能な属性値全てを返す。 autogroup: 統計量グループの動的管理 cloak: 検索で指定以外の属性を隠す。 denyop: 恣意的な設定の要求を拒否する。 dupent: 複数の結果を別々のエントリとして返す。 lastbind: ユーザが最後に成功した認証のタイムスタンプを記録する。 lastmod: ツリー内の最終更新日時を管理。 nops: 冗長な更新を除去。 noopsrch: 検索によって返されるエントリの数をカウントする。 nssov: NSS要求とPAM要求にslapd内で直接応答し、nss-ldap と pam-ldap を不要にする。 proxyOld: Sunなどが使っていた古い ProxyAuthz の符号化をサポート。 smbk5pwd: SambaとKerberosのパスワードを管理。 trace: LDAP要求と応答のログ。 usn: シーケンス番号の更新(マイクロソフト AD 同様)(未リリース)
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