初代(1962年-1969年)LA20/21/23型
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「三菱・ミニカ」の記事における「初代(1962年-1969年)LA20/21/23型」の解説
1961年に登場した軽ボンネットバン三菱・360をベースにほぼ共通のドライブトレーンやプレスを使いつつ、車体後部構造とグリルのデザインを変えることで、4人乗り軽乗用車に仕立てられたものである。安易で凡庸な成り立ちでありデザインも武骨なものであったが、堅実で信頼性は高かった。 三菱・360のセンターピラーから後ろをノッチバックスタイルに変更。リアウィンドウを垂直に立てることで後席ヘッドルームをかせぎ、4人乗り乗用車ととして成立させた。またリアエンジンが一般的だった当時の軽自動車の中で、ミニカはベースモデルと共通のフロントエンジン・リアドライブを採用。これにより最も広いトランクを備えることがセールスポイントであった。エンジンはME21型2ストローク空冷直列2気筒・359ccで最高出力は17馬力を達成し、実用上支障ない性能を確保していた。 1964年11月 マイナーチェンジ。エンジンがME24型となる。リードバルブ管制方式および3Lの独立したオイルタンクを備えた分離給油方式(オートミックス)の採用によりエンジンの出力が18馬力へとアップ。 1966年12月 「スタンダード」追加。従来型は「デラックス」と呼称。 1967年5月 マイナーチェンジ。エンジンがME24Dの出力を21馬力へと向上。 1968年10月 2G10型2サイクル水冷直列2気筒359ccエンジン搭載車「スーパーデラックス」が追加。最高出力は23馬力だった。 初代の生産台数は16万2575台。 中期型 リア
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