初代マスコットキャラ「くん太」
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「onちゃん」の記事における「初代マスコットキャラ「くん太」」の解説
かつて、HTBでは1979年8月1日に誕生した、テレビカメラを担いだヒグマの「くん太」くんというマスコットキャラクターが存在していた。名前は、当時テレビ朝日系で放送され高視聴率を挙げた海外ドラマ『ルーツ』の主人公「クンタ・キンテ(英語版)」に由来する。くん太は放送局マスコットのパイオニア的存在として、日本アニメーション制作のテレビアニメ『こぐまのミーシャ』(朝日放送)の第18話「くん太くん村へくる」へのゲスト出演や、その流れによる第31回さっぽろ雪まつりの雪のHTB広場でのくん太とミーシャの共演などで広く利用されたが、80年代前半のうちに自然と出演機会が減り、忘れられていった。 当時制作された営業用の着ぐるみは長く放置されていたが、2000年に同局で制作された深夜番組『いばらのもり』の企画でこの着ぐるみを流用、中に入った森崎博之の姓から「もん太」と改名し「く」の字部分にビニールテープで2本線を足して「も」と表記、着ぐるみの下半身は行方不明だったため白色のタイツで代用して再登場した。以降も同番組の企画で「onちゃん音頭」が制作され、onちゃん・noちゃんとともに出演しHTBの天気予報等の背景映像として放映された。 その後無事に下半身が発見され、「くん太」として再登場するも、「もん太」の字はそのまま残されている。2007年にonちゃんのウェブサイト「onちゃんのページ」内の日記「Go!Go!onちゃん」で、先輩マスコットとして初対面する写真が紹介されたのを皮切りに、同年11月3日放送の『ナイトonチャンネル』、2008年8月30日の同局開局40周年記念イベントにも出演し、主に30代以上の往年のファンを喜ばせた。また、同時期の放送開始映像と放送終了時映像にもくん太が登場していた。 40周年の再登場以後、普段はHTBの社屋で「冬眠」しているが、時折目覚めて社内やイベントなどに姿を現し、onちゃんとも共演している。onちゃんは、くん太を「先輩」と慕っている。。さっぽろ創世スクエアの現社屋から放送を開始した2018年9月17日に放送された『創世スクエア移転初放送!新たな歴史をここから』では、onちゃんに続いてワンカットだけ、くん太のイラストが登場している。2020年4月1日には、onちゃん公式Twitterアカウントがエイプリルフール企画として「くん太」名義となりアイコンもくん太の写真に変更された。
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