分社化時代(2000年 - 2004年)
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「ソニックチーム」の記事における「分社化時代(2000年 - 2004年)」の解説
2000年、セガ・エンタープライゼスは開発の効率化を図り、開発部門を9つの開発会社(ディベロッパー)へ分社化することを決定した。2000年7月1日、セガの第8ソフトウェア開発研究部は分社化により株式会社ソニックチームとして設立され、代表には中裕司が就任した。 この時期の発表タイトルには、『ファンタシースターオンライン』(ドリームキャスト、2000年)、ソニックチームUSA製作による『ソニックアドベンチャー2』(ドリームキャスト、2001年)、ソニックチーム初のアミューズメント施設向け筐体で後にドリームキャストにも移植された『サンバDEアミーゴ』シリーズ(〜2000年)、セガのゲームボーイアドバンス参入第1弾となる『チューチューロケット!』(ゲームボーイアドバンス、2001年)などがある。かつてのような開発チーム名ではなく、社名として広範にわたって使用されるようになったため、ソニックチーム名義での発表タイトルはこの時期に大幅に増えた。 2003年の事業再編時には、同じくセガの開発子会社のひとつであったユナイテッド・ゲーム・アーティスツ(略称UGA、旧ソフト9研)と事業統合。そのため、現在ソニックチーム公式webサイトにある作品リストには、UGAとしてリリースされた時代の作品も含まれている。『ソニックライダーズ』(プレイステーション2・ニンテンドーゲームキューブ・Xbox、2006年)には、UGAの看板タイトル『スペースチャンネル5』の主人公うららが隠しキャラクターのひとりとして登場する。
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分社化時代
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会社名旧部門名前身代表作備考ワウ エンターテイメント 第1ソフト研究開発部 第一AM研究開発部 セガGTシリーズ、ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズ 2003年、オーバーワークスを吸収してセガワウとなった CSK総合研究所AM2事業部 第2ソフト研究開発部 第二AM研究開発部 バーチャファイターシリーズ、シェンムー 当時のセガ親会社の事業部。CRIは後にSEGA-AM2へと社名を変更した。 ヒットメーカー 第3ソフト研究開発部 第三AM研究開発部 クレイジータクシーシリーズ、電脳戦機バーチャロンシリーズ、セガガガ アミューズメントヴィジョン 第4ソフト研究開発部 第11AM研究開発部 モンキーボールシリーズ、バーチャストライカーシリーズ、F-ZERO GX セガ・ロッソ 第5ソフト研究開発部 第12AM研究開発部←AM分室 頭文字D ARCADE STAGEシリーズ 2003年、ヒットメーカーに吸収された スマイルビット 第6ソフト研究開発部 第一CS研究開発部 + PC開発部門 パンツァードラグーンシリーズ、ジェットセットラジオシリーズ、プロサッカークラブをつくろう!シリーズ、プロ野球チームをつくろう!シリーズ スポーツ以外のゲームをアミューズメントヴィジョンへ移転 オーバーワークス 第7ソフト研究開発部 第二CS開発研究部 忍シリーズ、サクラ大戦シリーズ、あつまれ!ぐるぐる温泉シリーズ 2003年、ワウ エンターテイメントに吸収された ソニックチーム 第8ソフト研究開発部 第三CS開発研究部 ソニックシリーズ、ぷよぷよフィーバーシリーズ、ファンタシースターオンライン ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ 第9ソフト研究開発部 第四CS研究開発部 スペースチャンネル5シリーズ、Rez 関連:キューエンタテインメント 2003年、ソニックチームに吸収された ウェーブマスター デジタルメディア制作部 ルーマニアシリーズ ゲーム開発より撤退 デジタルレックス シェンムーオンライン 共同開発:韓JCエンターテイメント その他に、プリクラやメダルゲームの開発を行うメカトロ研究開発部 (旧第4AM研究開発部 + 旧第6AM研究開発部)、テーマパーク (ジョイポリス) 向けゲームの開発を行う未来研究開発部 (旧第5AM研究開発部) なども存在した。
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