刀集団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:10 UTC 版)
「君と世界が終わる日に」の記事における「刀集団」の解説
ゴーレムウイルスが蔓延する以前に感染した疑いで横須賀市内の研究所に隔離され、隠蔽のため避難指示後も閉じ込められていた集団。研究所から抜け出しショッピングモールに潜伏していたが、現在は猿ノ島に移動している。 坪井(つぼい)〈30〉 演 - 小久保寿人 武装でゴーレムを撃退しながらショッピングモールに潜伏している刀集団のリーダー。佳奈恵を人質に取る。(S1-3) 地元の有力者の子息で周りから忖度されていたが、ゴーレムウイルスに感染した疑いで隔離されると、これまで忖度していた人たちから見捨てられ人間不信に陥る。一方でいつ裏切るか分からないとうそぶきつつも同じように隔離された人たちからは以前のように「坊ちゃん」と慕われたことから、リーダーシップを発揮し彼らを守っていた。しかし、自衛隊からテロリスト集団とみなされていたことで襲撃を受け、大半が殲滅されてしまう。(S1-4) 横須賀駐屯地へボートを使い海路で行きつこうとしたが難破・漂流し猿ノ島に辿り着いた響たち放浪グループよりも先に猿ノ島に到着しており、医療品の入手という共通の目的で利害が一致したため、放浪グループと共闘して横須賀駐屯地に海路で侵入するが、日暮れの撤収時間を過ぎても戻ってこない響を残して猿ノ島に引き返す。(S1-6) 等々力から現在の駐屯地はゴーレムだけで自衛隊員がいないことから武器などが調達できると持ち掛けられ、駐屯地に来美を奪還に向かった響がゴーレムに襲われていた危機的状況から救援し、彼らと共に猿ヶ島に帰還する。(S1-最終話) ハル〈29〉 演 - 田中道子 刀集団のメンバー。人質に取った佳奈恵の束ねた後ろ髪を刀で切断し、「次は首をはねる」と響たちを脅迫する。(S1-3) 坪井を慕い彼と行動を共にすることから、駐屯地に渡り、響と来美がゴーレムに襲われていた危機的状況から救援し、彼らと共に猿ヶ島に帰還する。(S1-最終話) ゴーレムによって首を咬まれゴーレム化する(S2-1) 中越美亜(なかごし みあ)〈22〉 演 - 芳根京子 有名女優。響たちがショッピングモールまで辿り着いた際にナイフで襲いかかるが、ゴーレム化した彼氏が同施設内にいるために離れられず、仕方なく刀集団の命令に従って襲いかかったので仲間に入れてほしいと響たちに願い出る。しかし、その説明は響たちに近づいて内情を探るための嘘であり、坪井に人質に取られた佳奈恵と銃器を交換する場に結月を人質にして現れ、隠し持っていた銃器で佳奈恵を奪還しようとしていた響たちに銃器を差し出すよう要求する。(S1-3) 刀集団をテロリスト集団とみなしていた自衛隊がショッピングモールに突入するが、ゴーレム化した彼氏がいることは本当で、彼を見捨て自衛隊に投降することも逃げ出すこともできず、ゴーレム化した彼氏を抱き締め、彼氏に噛まれて自身もゴーレム化する道を選ぶ。彼氏と共に残ることを決意した直前に出会った響にゴーレムが火と熱に弱いことを教えている。(S1-4) さくら 演 - 鈴木咲 刀集団に保護されている少女。刀集団から逃走を図る響が落とした来美への婚約指輪を拾い、後にその指輪を来美に渡したことで、来美は響が近くに居たことを知る。(S1-4) 筧(かけい) 演 - 諏訪太郎 刀集団に保護されている高齢男性。負傷していた左足を来美に応急処置してもらう。ゴーレムウイルスに感染した疑いで隔離された集団の一員で避難指示後も閉じ込められ存在を隠蔽されようとしていたが、坪井がゴーレムの襲撃を防ぎながらショッピングモールへ避難させてくれたので、彼に感謝をしている。(S1-4) 坪井の主導のもと猿ノ島まで辿り着いたが、負傷した左足をさらに悪化させており、そのことが坪井が放浪グループと共闘し、横須賀駐屯地に医療品を入手するために侵入することを決意させる。(S1-6)
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