刀集め
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:07 UTC 版)
「剣豪 (元気のゲームソフト)」の記事における「刀集め」の解説
『1』『2』『3』の3作品では著名な刀剣を収集する「刀集め」があり、単調になりがちなゲームをやり込む楽しみの1つとなっていた。 しかし、この刀集めを本格化させた『2』ではトゥルーエンディングを迎える重要なイベントフラグに位置付けられた上、銘刀の最上級「大業物」のうち市中に出回らない数振を入手するためには所有者である超一級の剣豪を真剣勝負で殺害しなければならず、乏しいヒントを手掛かりに邂逅→手合わせ→真剣勝負までの一連を終える手間が煩雑極まりない。そして、そもそもプレイヤーが最初から所有する黒一色の地味な「無銘」、名前と拵だけは銘刀で実質的な中身は無銘の「なまくら」以外は刃を合わせる度に劣化(各刀剣の割り当てステータスが減少)するにも関わらず修繕・修復手段が存在しないという致命的な欠点を抱えていたため、プレイヤーは時々に応じて銘刀と無銘をいちいち差し替える、刃を合わせないように居合に頼る、敢えてなまくらを帯びて気分だけ楽しむといった無用の苦労を強いられる羽目になった。 この問題を踏まえた『3』では銘刀に耐久値を設定し、特定の街にのみ存在する刀鍛冶を訪ねて相応の日数と料金を費やす事で劣化した刀を元通りに回復出来る救済措置が施されたものの、『ZERO』で刀集めそのものがゲームシステムから除外された結果、多くのオールドユーザーの不評を買ってシリーズ凋落を招く要因の1つとなった。
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