出身・家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 02:01 UTC 版)
「ウィリアム・T・ライカー」の記事における「出身・家族」の解説
2335年8月19日に地球・アラスカで父親カイル・ライカー、母親ベティ・ライカーの一人息子として生まれる。惑星連邦の宇宙艦隊士官。父親のカイル・ライカーは宇宙艦隊士官で、母親は2歳のころに他界している。ニックネームは「ウィル」(ピカード艦長は日本語吹き替えでは「ウイル」と発音)。 過去の転送事故で分裂した、遺伝的に同一人物だが別人格のトーマス・ライカーがいる(トーマス・ライカーの項を参照)。 父のカイルは戦術士官として異動が多く、ライカーはほとんど会えずに育った。その為、母の死についてカイルに恨みを持っており(家族よりも仕事を優先したため)、エンタープライズD副長の時にカイルと再会した際、全く相手にしなかった。その後、暗棒術という奇妙な武術で対戦し、溜まっていた恨みを全て吐き出してカイルと和解する。ちなみにカイルは、若かりし頃にキャサリン・ポラスキーと恋仲であり、エンタープライズDで再会した時に医療主任となったポラスキーと昔話をする。その時にポラスキーが三回結婚して離婚した事も明らかになる。 異星人の子供が作り出した幻影の中では息子がおり、名前はジャン=リュック。 『ネメシス/S.T.X』でカウンセラーのディアナ・トロイと結婚した。『ネメシス/S.T.X』の劇中でピカード艦長に一度だけ「ミスター・トロイ」と呼ばれている。ちょっとしたからかいと受け取れるシーンであったが、「トロイ」と言う姓がベータゼット第5王家の物であったとするならば「入り婿」で妻の姓を名乗る可能性もあると思わる。 『スタートレック:ピカード』では、引退して準現役士官となり、ディアナと娘ケストラとともに惑星ネペンテの森の中に住む。息子のサドを病気で失っている。2399年、データの娘ソージとともにネペンテを訪ねたピカードに再会する。ピカードの要請にこたえ、現役に復帰し宇宙艦隊を率いて惑星コッペリウスに向かい、人工生命撲滅を謀るロミュラン艦隊と対峙する。
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