冷房化後の改造や動向など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 11:31 UTC 版)
「京成3100形電車 (初代)」の記事における「冷房化後の改造や動向など」の解説
1990年末から1991年(平成3年)初めに1次車の3111・3112ユニットが3050形3059 - 3062と組んだ以外は、他形式と混結した実績はなく、1次車・2次車各グループで4・6・8両編成を組成していた。特に1991年3月の改正以降は3150形とともに4両+4両の8両編成優等列車運用で使用されることが多く、これは営業運転離脱寸前の1995年(平成7年)末まで続いた。 1990年秋から冬にかけて、主幹制御器の小型化、東洋電機製造製のモーター搭載車である3125 - 3128のTDK810/4FモーターをTDK8100Aモーターへ交換、他の東洋車TDK810/AFモーターも同形新品に交換された。 1992年(平成4年)春には行先表示器の字幕について、「上野」・「成田空港」表示のみ日本語の上に大文字で英字を表記するタイプに変更された。 1993年(平成5年)11月からは、車体塗装がファイアーオレンジベースから現行標準色(グレーベースにレッド・ブルー帯)に変更された。最初に変更されたのは3129 - 3132・3105 - 3108である。「赤電」各形式の塗装変更は同年6月から行われたが、前照灯が上部左右にある車両としては初めてであった。前面まで伸びていたステンレス縁取り付けの細帯はすべて撤去され、レッド・ブルーの帯配置は3150形以降と同一とした。1994年(平成6年)6月の3121 - 3124をもって3100形の塗装変更を終了し、1次車の3109 - 3112・3113 - 3116は廃車時まで変更されなかった。検査期限が近付いていたからだとされる。
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