冷房化改造工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 06:42 UTC 版)
「西鉄600形電車 (鉄道・2代)」の記事における「冷房化改造工事」の解説
700形と同時に製造された631F(F=編成)は製造後間もない1972年12月に冷房改造が実施され、西鉄の鉄道車両では初の冷房車となった。他車についても翌1973年(昭和48年)から1976年(昭和51年)までの間に順次冷房化改造が実施されている。冷房装置は2000形と同様、1台あたりの冷房能力8,500kcal/hの集約分散式を屋根上に4台ずつ設置している。 冷房化改造と同時にMGが交換され、2両固定編成は容量60kVAのCLG-355A、3両固定編成は容量120kVAのCLG-350Eに変更された。 603Fについては1975年(昭和50年)に603のみが605-655の編成と同時に冷房化された上で603+605-655の3両固定編成に組み替えられ、100形の改造車である653は冷房化されることなく廃車となった。
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