六麓荘町内会とは? わかりやすく解説

六麓荘町内会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 01:31 UTC 版)

六麓荘町」の記事における「六麓荘町内会」の解説

六麓荘最大特色として「六麓荘町内会」が開発直後から組織されていることが挙げられる。なお、「町内会」を別に自治会」と称する事もある。町内会環境保護景観保護為にある意味においては治外法権的な役割果たしており、町の住民は、開発当初から町内会独自の協定設けて高級住宅街維持努めてきた。協定では、建物一戸建て個人宅限り新築増改築には町内会承認が必要である。 町内での営業行為一切禁止しているため、マンション商店自動販売機全くない町内会員により構成される六麓荘町内会(六麓荘土地有限会社)は、道路部分の土地所有権有している。開発当初道路区分所有していたが、管理限界があり、有限会社設立することで共有財産とした。しかし、有限会社での自主管理にも限界があったために、芦屋市無償貸与して市による管理が行われることになった新規居住者は、入居時に町内会入会金支払いとともにこれとは別に月々管理費支払っている。これらの資金は、共有施設がある駐在所公会堂施設維持・管理町内会活動経費充てられている。新規入居者は、計画時に芦屋市から申請内容が町内会伝えられ町内会でこれを承認するという手続きとっている。セキュリティー面では、1930年昭和5年)に町内会無償建物提供して芦屋警察署六麓荘駐在所開設された。 現在の建築条例(旧建築協定)は敷地面積400平方メートル121坪)以上とし、400平方メートル未満面積への分筆禁止され用途2階建以下の一戸個人専用住宅限られる建物の高さは最高10メートルで、軒の高さは7メートル以下とし、営業行為一切禁止で他にも色々な制限がある。 上述厳し制約から、賃貸契約会社名義(社宅としての利用不可であると勘違いされる事も多いが、建築条例を充たした建物であれば居住形態制限等は無い。賃貸借家住まい社宅住まい住人数多く存在している。

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