全国ツアー開始から発覚後の動き
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「交響曲第1番 (佐村河内守)」の記事における「全国ツアー開始から発覚後の動き」の解説
2013年6月15日、大阪のザ・シンフォニーホールにおいて、演奏会全国ツアー開始。2014年まで全国30ヵ所において順次開催され、指揮者は一部を除いて金聖響が担当し、全国各地の12のオーケストラが演奏する。2013年は熊本、東京、神戸、横浜、広島、岡山で公演をした。 2013年8月17日-8月25日、「交響曲第1番《HIROSHIMA》の世界展」が、東京ミッドタウンで開催された。 2014年2月当時、CDの出荷枚数は累計18万枚。 2014年2月5日、平成8年以降の佐村河内守名義の作品を別の作曲家が手がけていたことが代理人を通じて公表されたのに伴い、日本コロムビアは、この作品のCDの出荷およびネット配信を停止すると発表した。 2014年2月5日、全国ツアー主催者のサモンプロモーションは以降の公演(残14回)の中止とチケット代金払戻しを発表した。 2014年2月6日、広島市は2008年に授与した広島市民賞の取り消しを決定した。 2014年2月8日、日本レコード協会が、日本コロムビアから認定辞退の申し入れがあったとして、本作品のCDのゴールドディスク認定を取り消したと発表した。 一方、エストニア国立交響楽団(英語版)の2014-15シーズンの最終コンサートとして、ネーメ・ヤルヴィの指揮により2015年5月14日の演奏会のプログラムに取り上げられる事が2014年に発表され、この演奏会での作曲者は "Mamoru Samuragochi / Takashi Niigaki" とクレジットされていたが、後に曲目はリヒャルト・シュトラウスやセルゲイ・プロコフィエフなどに、指揮者もニコライ・アレクセーエフに変更となった。 2014年12月18日、この曲のブームを利用し、全国ツアーのメイン指揮者金聖響が寸借詐欺まがいの行為を繰り返していたことが週刊文春の続報として報道された。 2015年6月3日、新垣隆の反省自伝本であり初著書となる『音楽という〈真実〉』(小学館)が17日に出版されることが報じられた。 2016年6月4日、森達也監督のドキュメンタリー映画『FAKE』が公開された(2015年5月7日制作発表)。佐村河内本人インタビューをはじめとして関係者への取材も行われた。森は、佐村河内や新垣の見方や関係がひっくり返るかもしれないと話しているという。
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