仮面ライダーチェイサーマッハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:01 UTC 版)
「仮面ライダードライブの登場仮面ライダー」の記事における「仮面ライダーチェイサーマッハ」の解説
詩島剛が仮面ライダーマッハに変身した状態で、自身のマッハドライバー炎にシグナルチェイサーを装填して変身したマッハの特殊強化形態。シグナルチェイサーは本来の使用者であるチェイス専用に調整されているため、その他の人物では扱えないはずであることから、この変身の成立にはシグナルチェイサー自身の意思が関与しているとも考えられる。 仮面ライダーチェイサーのベーススーツにマッハの頭部と胸部装甲を重ねたような外見をしている。ドライバーとシグナルチェイサー双方に蓄積された戦闘データが組み合わさったことで通常のマッハを遥かに上回るスピードを発揮し、マッハの武器であるゼンリンシューターとチェイサーの武器であるシンゴウアックスを使いこなす。 それまでのマッハでは歯が立たなかったゴルドドライブを高速戦闘で一気に追い詰め、最後の必殺キックの打ち合いも制して撃破した。 ドラマCD『マッハ夢想伝』では人工知能ヒュプノスと夢の中のチェイスの力で再び変身。夢の中で蛮野の復活プログラムが変身したゴルドドライブと再戦、ゴルドドライブにとっては自身を倒した忌むべき存在でこちらも必殺キックで倒した。 小説『仮面ライダードライブ マッハサーガ』の終盤でも005があらゆるロイミュードの力が使用できるリベンジャーロイミュードに究極進化し、これと戦うために剛がプロトマッハドライバーで変身。ゴルドドライブを凌ぐリベンジャーの力に一時圧倒され、フリーズの力で拘束、シーカーの力で心を憎悪を支配されかけるも半分ロイミュードであるチェイスの力と成長した剛の力が拘束と支配を解き、リベンジャーに拳を打ちつけた。その後は超デッドヒートマッハの変身に移るために変身が解除されるが、この形態もロイミュード(チェイス)と人間(剛)の力で変身する超デッドヒートマッハと同様、ベルトさんと進ノ介が一体となって変身するドライブに近い形態であることが判明する。 製作スタッフに新スーツを用意するだけの余裕がなかったため、実際の撮影用スーツは見た目どおりマッハとチェイサーを組み合わせたものである。脚本を担当した三条陸は、一番苦悩したキャラクターである剛に強い力を持たせて視聴者が一番恨んでいる敵を倒すという一番格好いいところを与えたいという考えから、スーツを新作することができないことを前提にプロット段階でチェイサーマッハを創作した。チェイサーマッハはかなり重要な展開を担うキャラクターであったことから、大森敬仁プロデューサーは「もっと事前に考えてきちんと準備しておけばよかった」と反省の弁を述べている。 必殺技 強化パンチ 高圧縮エネルギーを込めたレイドヒットグローブから繰り出される一撃で、衝撃波を帯びている。 連続パンチ 高速移動しながら放つ連打。 必殺加速キック フルスロットルで発動する。右足に高圧縮エネルギーを集中して放つ飛び蹴りで、その速度は音速に達する。 ゴルドドライブとライダーキックのぶつかり合いになった際には、チェイサーの幻影が重なるキックを放って打ち勝ち、ゴルドドライブを撃破した。
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