他の国政政党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:37 UTC 版)
「日本維新の会 (2012-2014)」の記事における「他の国政政党」の解説
2013年の夏の参院選では、民主・維新・みんなの結集を目指すと明言していた。しかし、2013年1月13日に首相の安倍晋三が代表代行の橋下徹、幹事長の松井一郎と3者会談をしたために、野党共闘を目指す民主党、みんなの党の両党は疑心暗鬼の状態にあり困惑の念と不快感を示しているという。また、民主党、日本維新の会による「第二極」争いも影響し、野党間の亀裂が深まりはじめている。 第46回衆院選で公明党が独自候補を擁立する全9選挙区で、日本維新の会は候補者を擁立せず、選挙協力を行った。 みんなの党とも共通の政策作りが進められていて、維新側も太陽の党の吸収後でも、みんなの党との合併は可能であるとの認識を示している 上、実際に、代表の橋下が、みんなの党代表の渡辺喜美に対し電話で、「なんとか一本化で一つのグループになろう」と話すなど、合流を呼びかけてもいた。しかし、みんなの党側は維新と合流した太陽の党のメンバーに関し「理念と政策がかなり違う」と強調し、太陽合流後に候補者の競合が20数選挙区にのぼったこともあり合流拒否を通告した。橋下の発言の影響で2013年参院選でのみんなの党との選挙協力は解消されたが、山梨県などでは選挙協力が維持されている。 自由民主党とは、教育や憲法改正の発議要件緩和、地方分権改革、構造改革の方向性やデフレ脱却に向けた経済対策、国の成長戦略などの点で考えが近い。更に、日本維新の会結党時に、橋下徹が、安倍晋三に、党代表就任を要請するなどしたこともある。そのこともあって、大阪市内で2013年1月11日には自由民主党総裁の安倍と代表代行(当時)の橋下、幹事長の松井とで3者会談が行われ、政策の近さ等がアピールされている。また、内閣官房長官の菅義偉も政策ごとに維新側と連携できるという考えを示している。 国会では野党ではあるが、政府・与党に対して「是々非々」を掲げ、政府法案に対しても他の野党に比べて積極的に修正協議を行っている。また2013年12月6日、民主党が単独提出した安倍内閣不信任決議案には反対(=安倍内閣を信任)している。 2014年1月 - 共同代表橋下徹の意を受け、日本維新の会は結いの党との合流を視野に入れた政策協議をスタートさせた。しかし、もうひとりの共同代表の石原慎太郎は、結いの党との連携方針を一蹴している。
※この「他の国政政党」の解説は、「日本維新の会 (2012-2014)」の解説の一部です。
「他の国政政党」を含む「日本維新の会 (2012-2014)」の記事については、「日本維新の会 (2012-2014)」の概要を参照ください。
- 他の国政政党のページへのリンク