他のメディアでのアンディ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 09:34 UTC 版)
「アンディ・ボガード」の記事における「他のメディアでのアンディ」の解説
アニメ版 『バトルファイターズ餓狼伝説』では、テリーと互角に戦える技の切れを持ち、タンから「技の鋭さならジェフを超えた」と評された反面、ギースへの復讐に固執して血気に逸る熱血漢的な面が強調されている。テリーが八極聖拳を継承してギースを倒した後は、自身の未熟さを自覚して更なる修行に励むため、日本へ戻った。この作品のみ髪色が水色になっている。なおアニメをベースとした小説版では性格は基本的にクールとされ、本作の時点では養父の仇を討ちたいという焦りが普段の冷静さを失わせていたという形で、本作以降での描写との差異を解消していた。この小説版ではアニメでは描写されない、彼が不知火流に学ぶことになった経緯やジョーと友情を結ぶきっかけとなった事件についても明かされている。 上記作品の続編である『バトルファイターズ餓狼伝説2』では、強さを求めて黙々と修行に励むクールな求道者という側面が強くなった。その一方で「婚約者」を自称する舞の積極的なアプローチには狼狽することしきりだが、彼女がローレンス・ブラッドに敗れて囚われの身となった時は激しい怒りを見せ、ローレンスを瞬殺して救い出すなど、強く想っていることも描かれた。 劇場用アニメ『餓狼伝説 -THE MOTION PICTURE-』でもクールな面と、舞とはその積極さに戸惑いながらも強い絆で結ばれていることが描かれている。なお、これらのアニメで描かれた性格や舞との関係は『餓狼伝説スペシャル』以降のゲームにも設定としてフィードバックされていった。なお、同作品では舞の祖父・半蔵の親友である山田十平衛のことを「十平衛先生」と呼んでいる。 漫画版 細井雄二作画の『コミックボンボン』連載版コミックでは、児童向け漫画の主人公らしく豪快なキャラクターのテリーに対して、熱血漢ながらも沈着冷静に立ち回る副主人公的ポジション。ジョーとは良きライバルという間柄。舞との関係は「婚約者」というところは踏襲されつつも、アニメのようなラブコメ的なやりとりはなかった。同シリーズの『餓狼伝説2』ではヴォルフガング・クラウザーの息子・リヒャルト(漫画オリジナルキャラクター)に瓜二つということから拉致されるという役回りを担う。 LEO ADVER作画による『ゲーメスト』連載版コミックでは、豪快な性格のテリーに比べて落ち着いた感じではあるものの年齢相応の明るい青年として描かれた。テリーのことは「兄貴」もしくは「テリー」と呼ぶ。行く手に立ち塞がるホア・ジャイを「オッサン」呼ばわりするなど、アニメや『コミックボンボン』版に比べると行儀の悪い面もある。 ドラマCD 電撃CD文庫版では『バトルファイターズ餓狼伝説2』以降のクールな性格描写に準じていた。しかし初期(ギースとの戦いまで)の時点では、そのクールさは感情を押し殺しているが故のものという差異がある。常にテリーのことを意識しており、その強さを超えることを目標にしているという部分が強調されていた。そのためクラウザーに敗れて自棄になりかけたテリーにはあえて勝負を挑み、自身の全力を出した激闘の中で尊敬する兄に再起を促した。
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