亡霊の街
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 01:32 UTC 版)
ノヴォシビルスクとそのメトロが舞台となるステージ。 核攻撃による直接的な被害は免れ街並み自体は無傷で残っているものの、地表は観測衛星のスキャナーによる測定でも数値が大幅に上回ってしうことによりエラー表示されるほど桁外れの放射能に汚染されている。 核戦争から20年以上経過した現在も、街から500キロ以上離れた場所でモスクワと同程度、市街ではモスクワの8倍以上の致死レベルの放射能汚染が残っている。 そのため生存者や住人は誰もいないと思われていたが、実際には軍の封鎖によって車両や鉄道で市外に脱出できなかった市民たちがメトロへと避難しており、モスクワよりも深度が浅いため地表に近い場所では放射能汚染に悩まされながらも、住人達が「緑のやつ」と呼ぶ放射線防護剤によって20年以上もの間生存することが出来ていた。だが防護剤が尽きたことからOSKOMが衛星通信センターの情報を基に移住地を探し市内から脱出することを画策。しかし、OSKOMが放射線防護剤を独占して自分達だけがノヴォシビルスクから脱出するのではないかと危惧した住民達により暴動が勃発。重火器や戦闘車両による激しい包囲戦の末にOSKOMが毒物を撒いた事でメトロは壊滅、双方が全滅し墓場と化した。 メトロをひた進み、終盤は地上に出て医療機関を探索する従来の『メトロ』シリーズらしいステージ。メトロ内部はノサリスなどが徘徊しており、避けて通ることは難しい。 地上では怪奇現象に翻弄される中でフィルター残量に気を払わなければならない。ステージを通して2箇所の作業台があるのみで、医薬品と弾薬の管理が重要となる。 シビルスカヤ駅 アルチョム達の侵入口となる、本来は乗換用のメトロ。かつてOSKOMの指揮所があった場所でもあり防衛線の痕と夥しい死体が累積している。 プロスペクト駅 キリル親子の拠点があるメトロ。 腐敗した水路 浸水によって広大な水路と化した地下鉄駅。レーニン広場駅へ辿り着くため、ボートに乗ってこの汚く危険な場所を通過しなければならない。 レーニン広場駅 機関の間近にある地上駅。内部はほとんど戦前の姿で残っており、怪奇現象が頻発する。 機関 地下を抜けた末に辿り着くラストステージ。猛烈な放射線の中、徘徊するブラインドワンを潜り抜け目標の薬を回収しなければならない。
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