事業再編計画
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設立と同時にセガグループは「成長」・「安定収益」・「縮小・撤退」の3つを柱にした事業再編計画を実施し、その一環としてサミーネットワークスは、2015年11月までにパチンコ・パチスロ・麻雀関連コンテンツ、「777town.net」内のゲームセンター、ラーメン店経営シミュレーションゲームである「ラーメン魂」以外のコンテンツからの撤退を行い、2016年2月29日に行われた取締役会で同年4月1日付でサミーへ全株式を譲渡することを決議し、サミーネットワークスは同年4月1日付でサミーの子会社となり、セガサミーグループにおける事業位置付けをエンタテインメントコンテンツ事業から遊技機事業に変更した。大阪市中央区にあるセガホールディングスが所有していたビル(心斎橋GIGOが入居)も、2016年9月27日に売却され、ビル売却に伴い入居していた心斎橋GIGOは同年9月11日に閉店した。 2017年1月1日付で、Orbi(Orbi YokohamaとOrbi Osaka)の各種権利をセガ・ライブクリエイション(同日付でCAセガジョイポリスへ商号変更)から吸収分割で譲受した。 2017年4月1日付で、マーザ・アニメーションプラネットがセガホールディングスの子会社からトムス・エンタテインメントの子会社になったことに伴い、映像事業を手掛けるグループ会社は全てトムス・エンタテインメントの子会社となった。ライセンス機能も、2018年10月1日にセガサミーホールディングスが新設したグループライセンス本部へ吸収された。 子会社のグループ外企業への譲渡も実施され、インデックス(後のiXIT)全株式は2015年12月1日付で澤田ホールディングスへ8億3000万円で譲渡され、インデックスは澤田ホールディングスの子会社となった。セガ エンタテインメントは、2015年3月期で売上の8%しか満たなかったダイニングダーツバー事業を2016年3月1日にビーリンクへ吸収分割し、ビーリンク全株式は同年4月1日付でマタハリーへ譲渡された。 新型コロナウイルスの影響を受け、セガサミーホールディングスはアミューズメント事業を中心に事業の撤退を進めている。 セガサミーホールディングスは2020年11月4日と11月6日に、セガグループが保有しているセガ エンタテインメントの株式85.1%を同年12月30日付でGENDAへ譲渡する事を発表した他、セガグループ、セガ、セガ・ロジスティクスサービス、トムス・エンタテインメントの4社で希望退職を募集する事を発表した。2020年12月31日を以ってOrbi Yokohamaが閉鎖されたことから、セガサミーグループは1965年から続けてきた日本国内における施設運営事業から撤退した。2021年3月25日にはセガの子会社であり、欧米地域におけるアミューズメント機器の販売を手掛けているSega Amusements International Limitedの全株式を、同年3月30日付で経営陣へMBO方式で売却する事を発表し、Sega Amusements International Limited全株式は予定通り同年3月30日付でMBOにより譲渡された。欧米地域におけるセガのアミューズメント機器の販売は、セガサミーホールディングスがSega Amusements International Limitedに対してセガブランドのライセンスを供与する形態へ変更すると同時に、セガサミーグループは欧米地域におけるアミューズメント機器の販売から撤退し、欧米地域における事業はコンシューマ事業並びにダーツライブが手掛けている事業に集約された。但し、日本国内を含むアジア地域におけるアミューズメント機器の販売並びにSega Amusements Taiwan Ltd.が手掛けているアジア地域におけるアミューズメント施設の運営は、セガ直轄で継続する。
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