久保が影響を受けたもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 21:12 UTC 版)
漫画、児童書 小学2年生の時、水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』を読んで漫画家を志した。最初に模写した漫画も『ゲゲゲの鬼太郎』であり、小学3年生の頃、同作のキャラクターを点描で描いていたという。同じ頃、スズキコージの絵本『大千世界のなかまたち』も愛読しており、両作に共通する、「見えないんだけどいるかもしれない」「身近にいるかもしれないけど気づいてない」というような概念に惹かれたと語っている。小学生の頃は『聖闘士星矢』(車田正美)の大ファンであり、「絵で影響を受けたのは間違いなく『聖闘士星矢』だと思います」と語っている。上記作品のほかに、子供の頃に好きだった漫画としてゆでたまごの『キン肉マン』、鳥山明の『ドラゴンボール』を挙げている。また、1996年(平成8年)当時には好きな漫画家として高河ゆんの名前を挙げていた。『WJ』に作品を投稿した理由について、「ジャンプしか漫画誌を読んでいなかったので、他誌への投稿は想像できなかった」と語っており「他の漫画は床屋さんで読む程度」だったという。笑いを変えた漫画としてうすた京介の『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』を挙げている。 辞書 学生時代は辞書を愛読しており、高校生の時には漢字辞書を読破したという。辞書は言葉の組み立てや繋ぎ方を知るのに役立ったと語っている。 映画 構図やカメラワークで影響を受けた映画として『300〈スリーハンドレッド〉』『スナッチ』を挙げている。 音楽、ミュージック・ビデオ 音楽好きとして知られており、本誌の巻末コメントやTwitterで度々音楽関係の話題について触れている。過去には音楽誌の取材を受け、ボン・ジョヴィから入り北欧メタル、そしてパンクへと至った自身の音楽遍歴と漫画への影響について語った。『BLEACH』の作中のセリフについては、バッド・レリジョンの歌詞の内容から影響を受けたことを明かしている。また、MTVなどケーブルテレビのミュージックチャンネルをつけっぱなしにしていることが多く、映像作家、クリス・カニンガムによるミュージック・ビデオに漫画家としての創作意欲を刺激されたと語っている。 ゴリラズのファンであり、2011年(平成23年)11月30日にゴリラズ初のベスト・アルバム『ザ・シングルス・コレクション 2001-2011』の日本盤がリリースされたことを記念し、描き下ろしのイラストとコメントを寄稿した。また、2013年(平成25年)には敬愛しているTHE BACK HORNへ、「今描いてる『BLEACH』の最終章がアニメになったら主題歌をやってください」とラブコールを送っている。久保は同バンドの魅力について「楽曲の中の物語性」と回答した。
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