主なフェル式鉄道の一覧とは? わかりやすく解説

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主なフェル式鉄道の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 03:46 UTC 版)

フェル式鉄道」の記事における「主なフェル式鉄道の一覧」の解説

イギリススネーフェル登山鉄道 (en:Snaefell Mountain Railway)1895年開通唯一現存するフェル式鉄道マン島にある。最大勾配83‰、軌間3フィート6インチ当初蒸気機関車使用し中央レール駆動用に使用する計画だったが、途中で電車使用変更され登る際は通常レールのみで登れるため、中央レール降りる際の制動並びに脱線防止用として使われることになったこのため中央レールを挟む車輪には脱線防止対策としてフランジ取り付けられている。)が、さらに現在は発電ブレーキ使用するようになって制動目的でも使われなくなりカーブ強風時の安全用にしか作用していない。 フランスモン・スニ鉄道1868年開通実用化されたフェル式鉄道としては世界初最大勾配90‰、軌間1100。 元々アルプス山中抜けモン・スニ峠トンネルフレジュス鉄道トンネル、ここに通常の鉄道走らせる計画開通までのつなぎ路線で、採掘技術進歩計画1857年から25年後に開通予定)より早く1871年トンネル開通したため、わずか3年4か月廃止となった設備その後ブラジルのカンタガロ鉄道流用された)。 ニュージーランドリムタカ・インクライン (en:Rimutaka Incline)ワイララパ線 (en:Wairarapa Line) サミット駅 - クロスクリーク駅間。1878年開通最大勾配77‰、最小半径100m軌間3フィート6インチ。 ここは一応ニュージーランド北島幹線東側からリムタカ山地越えてウェリントンに行くルート)であり、専用蒸気機関車ニュージーランド国鉄H級)が開業時に4輌、1886年に2輌が増備されて、計6輌を使用していたが、次第輸送力限界達したためトンネル(ベーストンネル)で別ルートを通る計画立てられ開通までは他の粘着機関車補助使用しながら、1955年トンネル開通する77年間使われた路線廃線となった。なお、この路線には競合路線として西海岸回り私鉄のウェリントン・マナワツ鉄道(WMR)があり、1908年国有化された後は輸送振り分けて負荷減らしていたが、鉄道輸送減った現在では旧WMRが本線となっており、開通した新しトンネル路線打ち切られている。

※この「主なフェル式鉄道の一覧」の解説は、「フェル式鉄道」の解説の一部です。
「主なフェル式鉄道の一覧」を含む「フェル式鉄道」の記事については、「フェル式鉄道」の概要を参照ください。

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