中華民国からの連続とは? わかりやすく解説

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中華民国からの連続

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:24 UTC 版)

中華人民共和国」の記事における「中華民国からの連続」の解説

古代から続く中国の歴史は、中華人民共和国あり方文化面から規定している。このことは、中華人民共和国憲法前文でも言及されている。文化は生活を意味し国民生活経済的裏づけをもって成り立つ。憲法前文は「革命的伝統」も強調している。国共内戦もふくめ、革命政治的断絶意味する。中華民国からの連続は、経済中心として理解される1840年1949年清・中華民国時代)の中国では外資中国近代化推進した19世紀末には香港上海銀行イギリス)や露清銀行ロシア)、インドシナ銀行フランス)といった欧州資本進出してきたが、20世紀に入ると門戸開放政策によってアメリカ資本参入してきた。このアメリカ資本とは、例え第一次世界大戦中に来中してきたJPモルガンのフランク・ヴァンダーリップ(Frank A. Vanderlip)であり、または世界大戦直後中国人向けの保険初め販売したAAUAmerican Asiatic Underwriters、後のAIU保険)である。一方中国側も、蔣介石政権対米関係重視して四大家族アメリカ政府へのロビー活動チャイナ・ロビー)を働きかけ米中関係政治・経済面でより親密なものとなっていった。このようなアメリカとの経済的な結びつきは、米中国交樹立1979年) 後の改革開放政策で再び強まった国共内戦結果にも触れておく。中華人民共和国樹立され時点で、蔣介石率い中華民国政府未だ中国大陸華南三省西南三省多数地域統治していた。だが、中国人民解放軍攻勢によって1949年12月国民党進駐であった台湾逃れ人民解放軍は翌1950年5月までに福建省浙江省一部島嶼を除く中国大陸海南島制圧した。ただし、台湾政府機能を移転した中華民国政府1950年以降台湾国民政府として存続し台湾とその他島嶼からなる地域台湾地区)は2021年現在に至るまで中華民国政府実効支配下にある。中華人民共和国とは政治独立している。

※この「中華民国からの連続」の解説は、「中華人民共和国」の解説の一部です。
「中華民国からの連続」を含む「中華人民共和国」の記事については、「中華人民共和国」の概要を参照ください。

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