三省とは? わかりやすく解説

さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三省】

読み方:さんしょう

律令制で、太政官置かれ八省のうち、式部省民部省兵部省の称。

中国、唐の官制で、中書省門下省尚書省の称。

さんせい(三省)


さん‐せい【三省】

読み方:さんせい

《「論語」学而の「吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしかと」から》毎日三度反省すること。1日何度も自分言行ふりかえってみて、過失ないようにすること。さんしょう


三省

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/26 08:02 UTC 版)

三省六部」の記事における「三省」の解説

三省は、中書省ちゅうしょしょう)・門下省もんかしょう)・尚書省しょうしょしょう)の三つ機関を指す。 それぞれの職掌次の通り中書省 - 皇帝相談して下からの上書を吟味してそれを元に、あるいは皇帝の独自の意思元に法案文章作る門下省 - 法案審査し内容によっては中書省差し戻す中書・門下立法機関である。 尚書省 - 門下省審査通った法案行政化するそれぞれの長官名は次の通り中書省長官は、隋では内史令と呼ばれ、唐では中書令呼ばれた定員二名門下省長官は、隋では納言呼ばれ、唐では侍中呼ばれた定員二名尚書省長官は、尚書令呼ばれる。ただし唐では、唐の太宗皇帝位に着く前にこの地位にいたため、この地位空白となっていた。次官二名で、それぞれ左僕射右僕射呼ばれていた。ゆえに唐ではこの次官実質的長官となった古代からの三公三師といった宰相職も存在した常設はされず、実務定められていなかった。これに代わり一般に中書令門下侍中時には左僕射右僕射宰相とされた。その職務としては、日常行政別に政策決定を行う政事堂という機関があった。構成員中書令門下侍中左僕射右僕射からなり場合によっては宰相待遇その他の官僚参加した

※この「三省」の解説は、「三省六部」の解説の一部です。
「三省」を含む「三省六部」の記事については、「三省六部」の概要を参照ください。

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