ちゅうしんしがいちかっせいか‐きほんけいかく〔チユウシンシガイチクワツセイクワキホンケイクワク〕【中心市街地活性化基本計画】
中心市街地活性化基本計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 22:34 UTC 版)
「ぶらくり丁商店街」の記事における「中心市街地活性化基本計画」の解説
2007年(平成19年)8月27日に近畿第1号として国に認定された、合計53事業からなる「和歌山市中心市街地活性化基本計画」を策定し、当地区を中心とした地域の活性化策に和歌山市・和歌山県・国が取り組み始めた。 2007年10月25日には中心市街地活性化基本計画の一環として、社長が和歌山商工会議所の会頭を務めていた島精機製作所グループが丸正百貨店跡を買収し、国公私立大学や公的団体の施設が入居する複合施設「フォルテワジマ」を開業させた。 翌2008年(平成20年)6月1日からは和歌山市の「中心市街地商店街出店チャレンジ支援事業」が開始され、新規出店する店舗に対して1年を限度に賃貸料の2分の1以内(限度額月額5万円)を補助する制度等を盛り込んだものの、3か月にわたり応募は全くなかった。 2010年(平成22年)9月7日からは、和歌山市が国のふるさと雇用再生特別基金を活用して不動産案内所を美園町に開設し、中心市街地の物件を登録して紹介し、空き店舗等の有効活用や流動化を促すなど、新たな店舗の招致にも力を入れた。 その結果、八百屋も酒屋もなかった当地区に、2011年(平成23年)1月26日、八百屋「ぶらくり ふるさと館」がスポーツ用品店跡に開業。産地直送の新鮮な野菜や和歌山産醤油や梅干し、海南市の手作りこんにゃく、金屋町の金山寺味噌、地元でしか見られなかった高級品や珍品などを扱う店舗とした。 このようにして2006年(平成18年)度から2010年(平成22年)度までに、中心市街地活性化基本計画では11店舗の開設が支援された。
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