中国国内の反応
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四川省人民政府情報局は地震発生を受け21時26分(CST)に地震対策本部を設置した。中国地震局は22時15分に初動対策部隊として作業チームを現地へ派遣し、I級の緊急対応を開始、8月9日00時24分にII級の緊急対応を開始した。 九寨溝当局は、8月9日の九寨溝への観光客の受け入れを全て停止した。
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中国国内の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:03 UTC 版)
5月18日までに、武装警察部隊や人民解放軍など15万人近くが現地に動員された。 温家宝総理は即日被災地入りし、地震対策本部を設置するとともに被災地で陣頭指揮を執っている。また、震災5日目には胡錦濤党総書記も震災地の視察を行った。中国公安部はデマを流したり、扇動を行ったりする者には厳しい対処を行うと通知している。 またネットでは、専門家が今回の大地震を予報したが、中国の地震局がこれを無視したとの発表もされた。 四川省綿竹市にある、地震発生時刻を指して止まった時計塔は、そのままの状態で永久保存されることになった。最も被害のひどかった北川は、町の再建が不可能と判断し住民全員を移住させ、町全体を「地震教育基地」として保存することになると言われている。 5月18日、中国国務院より、19日から21日までの3日間は全国哀悼日と制定 され、中国国内のほか海外の中国大使館などで半旗が掲げられ、この地震による死者に弔意を表した。これは中国の歴史上、初めて自然災害による死者のために、天安門広場で半旗が掲げられたことになる。また、全国の映画館や劇場などの公共娯楽施設の営業が禁止された。 全国哀悼日の初日である5月19日には、地震の発生時刻である14時28分に全国一斉に3分間の黙祷をささげた。電車、船、車などは汽笛を鳴らし、防空警報も鳴らされた。この模様は、中国全土に生中継され、夕方のニュースでも大々的に取り上げられた。この全国哀悼日の期間、各地で政府機関や学校、または市民らの自発的な行動により、募金活動やろうそくを使った追悼集会などが行われ、市民らが「中国加油! 四川加油!(中国がんばれ! 四川がんばれ!)」と声援を送る様子が震災特別番組にて繰り返し流された。 2009年3月2日、中国民政部により四川大地震発生日である毎年5月12日を「防灾减灾日(=防災減災日、防災の日)」と制定された。国民の防災意識を高め、防災に関する知識を普及するのが目的。1年目となる2009年には、四川汶川県映秀鎮にて中国共産党総書記である胡錦濤や国務院副総理である李克強らが参加する追悼式典が行われた。また、中国各地でも追悼式典や、防災訓練などが行われた。
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