中国国内運用型
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「J-7 (航空機)」の記事における「中国国内運用型」の解説
J-7 中華人民共和国で生産されたMiG-21F-13に準じた初期型。12機のみ製作 J-7I 1976年6月に初飛行したJ-7の発展型。30 mm機関砲 1門を増設し、MiG-21F同様 2門を装備している。 J-7II 独自の改良型で、射出座席やエンジン及びエンジン室の改善、機内燃料タンクの増設などが行われている。人民解放軍空軍の主力となった他、同海軍にも配備されている。1978年12月に初飛行。 J-7IIA 西側アビオニクスを積んだJ-7II改修型 J-7IIH J-7IIの対地攻撃能力強化型 J-7C / J-7III MiG-21MF相当の改良型。ドラッグシュート収納部は中華人民共和国式で、MiG-21Mと異なる。成都と貴州が共同開発し、1984年に初飛行。 J-7D / J-7IIIA 1993年に初飛行した機体で、J-7IIIの発展型。J-7Dとして人民解放軍空軍に配備されたが性能不良のため少数のみの生産となった。 J-7E 主翼をダブルデルタ翼に改修し、電子装備等を改良した機体。1990年に初飛行。 J-7G 2003年に初飛行したJ-7Eの発展型。 JJ-7 MiG-21Uに準じた複座練習機(中国語:殲教機)型。殲教七型の略号。1985年に初飛行を行った。MiG-21Uと異なり尾部下面のフィンが2枚になっているため識別は容易。なお、輸出型FT-7の生産は貴州で行われている。
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