不払い問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 22:46 UTC 版)
「神戸アニメストリート」の記事における「不払い問題」の解説
運営開始当初より創作工房など複数の会社に対する不払い問題が起きているとされる。同イベントスペースに委託する会社の大半が比較的小規模なため不払い金額と訴訟金額が釣り合わないことと、代表者が大手アニメ会社の外部役員であるため関係業界からは訴訟に持ち込みにくいとされた。 2017年4月6日にblog上で告発された当初、神戸アニメストリート側は公式には回答せず連絡も取れない状態が続いていたが、2017年4月22日に公式サイト上にて「この度は、弊社の未払金によって様々なご迷惑をお掛けしていることについて、代表取締役社長である私、岸より皆様にご説明とお詫びを申し上げます。」と謝罪文が掲載され、未払い問題が事実であることが公表されたが、税務署から神戸アニメストリートに対し取引内容の照会があったことにより、創作工房が実際の請求金額である約50万円を「委託販売の集計と商品の返却が遅く被害を受けた」として「迷惑料200万円」を上乗せして請求し、税務署に対し「未回収の売掛金が200万円ある」と報告していたことが判明した。当初創作工房のnoteに記載されていた岸代表の「払えんもんは払えん!」という発言がこの請求金額に対しての抗議の会話から切り抜かれていたことや創作工房 のnoteに記載されていた未払いとされる金額や会話内容が大幅に書き換えていたこと、神戸アニメストリートに「弊社と和解するにあたり謝罪文を出すこと。ただし金額の記載はしないように」と指示をしていたことが判明し創作工房の税金の未納による差押、さらに作家への原稿料などの支払いの猶予のため、意図的に神戸アニメストリートを炎上させたのではないかという指摘もされている。 2017年5月17日、神戸市長の久元喜造は定例会見で神戸アニメストリートを6月末で閉鎖する予定と発表した。久元は、工費が無駄になったことを反省すると述べるとともに、「補助金を交付したことを理由に介在をするということは、普通ならば想定をされない」と述べた。事業者選定コンペティションの応募期間が1週間だったことなどを根拠に、元市会議員の大石や神戸志民党代表の樫野は、コンペティションが「出来レース」だった可能性を主張している。
※この「不払い問題」の解説は、「神戸アニメストリート」の解説の一部です。
「不払い問題」を含む「神戸アニメストリート」の記事については、「神戸アニメストリート」の概要を参照ください。
- 不払い問題のページへのリンク