三賞選考委員会とは? わかりやすく解説

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三賞選考委員会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 18:34 UTC 版)

三賞」の記事における「三賞選考委員会」の解説

三賞選考委員会は千秋楽幕内取組前に通例午後1時から)記者クラブ行われる委員日本相撲協会審判委員維持員記者の中から理事長委嘱し、任期1年定員45人以内である(三賞選考委員会内規第1~3項)。各出席者が三賞にふさわしい力士推薦し討議の末、出席者過半数賛成得られれば受賞決定する(三賞選考委員会内規第6項)。また選考結果各賞該当者見当たらない場合は賞を選出しないことができる(三賞選考委員会内規第9項)。1989年5月場所までは、三賞選考委員会に先立って14日目の取組前に三賞選考予備会」が行われ、三賞候補をあらかじめ挙げたうえで千秋楽選考委員会開いていた。 受賞には勝ち越し前提条件であり、その上で何より相撲内容審査される勝星数の優劣副次的な評価留まるため、8勝7敗で受賞した力士多数存在する一方近年10勝しても受賞できないケースが多い。 選考際し、「千秋楽取組勝った場合」などの条件付きになることもある。特に前述の「勝ち越し絶対条件」により、三賞受賞候補者の千秋楽取組前の成績が7勝7敗の場合は必ず「勝てば受賞」という条件付となる。また、三賞受賞候補同士対戦千秋楽組まれている場合には両者とも勝てば受賞という条件付として実質的な三賞決定戦という形となったこともある。 なお皆勤要件として規定されていないが、途中休場力士受賞例長らくなかった。2015年3月場所では勝ち越し後の11日目より休場し8勝3敗4休の安美錦技能賞の候補にあがったが、投票の末見送られ、この場所は技能賞なしとなった2019年1月場所では8勝4敗3休(安美錦の例とは異なり再出場して勝ち越し)の御嶽海殊勲賞を獲得した黒姫山は、白星数を評価しない三賞選考基準見直すべきだと協会定年退職後意見しており、三賞見合うだけの活躍力士3人を先に決定してからその後殊勲賞、敢闘賞技能賞のそれぞれの賞に当てはめるやり方にすべきではと話していた。二桁勝利を挙げた新入幕力士1975年11月場所青葉山以降必ず三賞受賞してきたが、2007年から2011年にかけては10勝では受賞できず、11勝以上が条件とされることが多くなっていた。

※この「三賞選考委員会」の解説は、「三賞」の解説の一部です。
「三賞選考委員会」を含む「三賞」の記事については、「三賞」の概要を参照ください。

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