一八の家族関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 16:52 UTC 版)
相羽真也 一八・二三八の実父。大学野球で投手として活躍し、幼馴染みの交際女性(香)の兄である沢松隆志とはライバル関係にあった。しかし失投で隆志を失明・引退に追いやったことで責任を感じ引退、八五郎にも恨まれ香とも駆け落ちせざるを得なくなる。一八に野球を教えているうちに情熱が再燃、実業団の野手として再起するも復帰初戦で落雷をバットに受け死亡。連載開始時点で故人。 相羽香 一八・二三八の実母。八五郎に恨まれた真也(克也)に付き従い駆け落ちしたため勘当となり、その後一八たちを産む。夫の死にショックをうけ体を壊して実家に戻り、動転した状態で一八に野球をやめるように哀願。しかし野球を失ったことで元気をなくした一八の様子を知って思い直し、以後一八のサポートに回った。 沢松八五郎 一八の祖父で、香・隆志の父。彼自身の言によれば「野球で人生に挫折した者」である。若宮小学校野球部の初代監督。隆志の洋々たる野球人生を潰した真也(克也)を恨み、彼を出入り禁止するとともに彼と駆け落ちした娘を勘当にした。香・一八が実家に戻る条件として一八が野球を断念することを強制したが、一八の情熱に押され撤回。以後は一八の支援者となり、後にファイターズのコーチ役を買って出た(決勝戦で監督に復帰)。現在は示厳流書道の家元として生計を立てている。切れ味鋭い日本刀を所持している。 沢松隆志 香の一年上の兄で二三八の養父。一八・二三八の伯父でもある。大学野球でスラッガーとしてならし、ドラフト一位候補の最右翼であったが死球により失明、引退を余儀なくされ失踪し荒んだ生活を送る。その恨みから二三八を拉致し、真也(克也)に復讐するべく、必殺技「殺人強襲打法」(相手投手への意図的な顔面強襲ヒット)を習得させ、一八のライバルとして育て上げた。土佐ブルドッグスの監督であるが現在の生業は不明。高知の野球大会で二三八が殺人強襲打法で一チームの投手3人を病院送りにして相手チーム監督から抗議を受けた時は、監督として「バッティングの基本はピッチャー返し」として正当化した。二三八が一八に年賀状を送っているところを見ると実家との関係は修復した模様。
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