ロイ・ユング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:48 UTC 版)
「機動戦士ガンダムF91の登場人物」の記事における「ロイ・ユング」の解説
Roy Jung 声 - 大木民夫 フロンティアIVのロイ戦争博物館の館長で、通称「将軍」(一説によると連邦軍退役軍人)。60歳。ソ連軍風の戦車帽を被っている。 近隣でも変人であると評判の偏執的な武器マニアで、刀剣といった旧世紀の武器から公国軍モビルスーツのレプリカ等、多種多様の武器を収集し、さらにその一部を整備して稼動可能な状態にしている(ただし、本人にMS操縦技能はない)。学芸員であるクリス、ローバーと共に、ガンタンクR-44でクロスボーン・バンガードに戦いを挑む。 「フロンティア4を護らんと博物館が金を受け取る場所が無くなる」と延べ、クロスボーン・バンガードに制圧された議事堂を奪還すべく発進したロイ達は、戦火に逃げ惑うシーブック達学生にも戦いを強要する。それが冷静さを欠いたアーサー達には正論に聞こえたのか、ロイと行動を共にする事になってしまう。しかし、最新鋭モビルスーツを操るクロスボーン・バンガードに、旧型で勝てるはずもなく、上空を警戒していたデナン・ゲーのビームサーベルをキャノン砲に受け誘爆。ロイは命を落とす。 小説版では、ローバーの戦死後にガンタンクを放棄してクリスとともに博物館に逃げ帰る。 漫画『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―』では、宇宙世紀0105年のサイド3「一年戦争展」に出席している。同展の展示内容が彼の主観ではあまりにお粗末であるからという理由で、兵器関係のオブザーバーを買って出ており、自身の所有するコレクションを貸し出している(ジオン系の展示物に至ってはその数4分の1に及ぶ)。また、地球にあるジュードー・コバヤシ(ハヤト・コバヤシ)の博物館へも赴いていたようであり、そこに展示してあるコクピットがコア・ブロックのままであるガンキャノンと比較して、今回の一年戦争展で展示してあるガンキャノンはコクピット部分をジェガンの全天周囲モニター・リニアシートに変更していたことを不満に思う。この子供騙しな展示ではいずれミリタリーマニア共に付け込まれる恐れがあると、出席者のカイ・シデンに苦言を呈している。サイド4での開発計画「NEWコロニー建造計画」における各所の仲介者を担っているとされる。
※この「ロイ・ユング」の解説は、「機動戦士ガンダムF91の登場人物」の解説の一部です。
「ロイ・ユング」を含む「機動戦士ガンダムF91の登場人物」の記事については、「機動戦士ガンダムF91の登場人物」の概要を参照ください。
- ロイ・ユングのページへのリンク