神戸ルミナリエ
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神戸ルミナリエ(こうべルミナリエ、英:Kobe luminarie)は、1995年から冬場に神戸市の旧居留地で開催されている祭典および、開催期間中に電飾が施されているエリアの名称である[1]。同年1月17日に発災した阪神・淡路大震災が神戸市内に甚大な被害をもたらしたことを背景に、震災の犠牲者を追悼することや、震災の記憶を後世に継承することを開催の目的に掲げている。
注釈
- ^ 開催地・開催日については内閣府(発行年不明)に記載あり。
- ^ 平成23年10月26日付神戸ルミナリエ組織委員会事務局記者発表資料
- ^ 平成27年10月15日付神戸ルミナリエ組織委員会事務局記者発表資料
- ^ a b 令和2年7月17日付、一般財団法人神戸観光局発表
- ^ a b 中止「神戸ルミナリエ」代替行事は12月4日から(神戸新聞、2020年11月5日)
- ^ a b c 神戸ルミナリエ、2年連続の中止 イタリアからの機材、職人来日など見通せず 代替行事を検討(神戸新聞、2021年6月22日)
- ^ a b 「神戸ルミナリエ」代替イベント始まる 光の聖堂や装飾など点灯、歴代作品を展示(神戸新聞、2022年12月9日)
- ^ a b c d 神戸ルミナリエ、初の1月開催決まる 光の回廊は縮小、メリケンパークに「震災30年を見据えた実験的取り組み」(神戸新聞、2023年7月24日)
- ^ 目的が観光復興である旨、内閣府(発行年不明)に記載あり。
- ^ 神戸の風呂釜製造、一代で大手に 熱意と明るさの名物経営者逝く(『神戸新聞』2020年1月20日付記事)
- ^ 阪神・淡路大震災-兵庫県の1年の記録(兵庫県)
- ^ ノーリツ名誉会長の太田氏死去 「ルミナリエおじさん」(『朝日新聞』2020年1月20日付記事)
- ^ 阪神・淡路大震災 被災状況及び復興への取り組み状況 (神戸市)
- ^ http://samurai-japan.co/detail/1087
- ^ これとは別に、1999年から開催前に実施される試験点灯日を高齢者や身体障害者等の身体的弱者が安全に鑑賞するための「ハートフルデー」として割り当てている。
- ^ 「復興賛歌」再び 神戸ルミナリエの試験点灯(神戸新聞、1996年12月11日)
- ^ 募金で光明 神戸ルミナリエ存続へ(神戸新聞、2007年12月27日)
- ^ 光の祭典、警備費が影 明石歩道橋事件後に増加(朝日新聞、2011年12月13日)
- ^ どうなるルミナリエ 神戸商議所・副会頭に聞く(神戸新聞、2006年12月19日)
- ^ 「神戸ルミナリエ」存続に黄信号 繰越金わずか1300万円(産経新聞、2007年12月14日)
- ^ 神戸ルミナリエ、赤字でピンチ 100円募金で存続模索(朝日新聞、2007年12月13日)
- ^ 平成27年度「第21回神戸ルミナリエ」クラウドファンディングによる寄付プロジェクト開始について(神戸ルミナリエ組織委員会事務局プレスリリース、2015年11月2日)
- ^ KOBEが一番輝く季節 ~第21回神戸ルミナリエ~(神戸市役所、2015年11月30日)
- ^ 節電の冬... ルミナリエでもLED利用や時間短縮(神戸新聞、2011年11月26日)
- ^ どちらの輝きがお好き? 白熱灯とLED (神戸新聞、2011年12月6日)
- ^ (神戸新聞、2015年12月4日)[1]
- ^ “ルミナリエのLED進化、ぬくもり演出 白熱電球に近づく”. HYOGO ODEKAKE PLUS (2018年12月8日). 2018年12月7日閲覧。
- ^ 神戸ルミナリエ中止に伴う代替の取組及び令和元年度第25回 神戸ルミナリエ事業決算について 令和2年11月4日付、神戸市発表
- ^ “神戸ルミナリエ継続願い、伊から新作「希望のアーチ」”. 産経新聞. (2020年12月1日) 2022年12月3日閲覧。
- ^ 2年連続中止の神戸ルミナリエ 12月に代替行事(『神戸新聞』2021年11月4日付記事)
- ^ “神戸ルミナリエ、3年連続中止に 感染状況見通せず 代替イベントは今年も実施”. 神戸新聞. (2022年7月15日) 2022年7月20日閲覧。
- ^ “神戸ルミナリエ、4年ぶり開催へ 年末商戦に配慮、1月案も浮上「震災が起きた時期がふさわしい」”. 神戸新聞. (2023年6月15日) 2023年6月17日閲覧。
- ^ “神戸ルミナリエ、4年ぶり開催へ 「鎮魂」に合わせ、1月開催案も”. 産経新聞大阪本社. (2023年6月15日) 2023年6月17日閲覧。
- ^ “神戸ルミナリエ4年ぶり開催決定 初の1月、阪神大震災の犠牲者鎮魂”. 産経新聞大阪本社. (2023年7月24日) 2023年7月25日閲覧。
- ^ 「神戸ルミナリエ来場者、10日間で229万8千人 コロナ禍前から大幅減も、組織委「想定通り」」『神戸新聞』、2024年1月29日。2024年1月30日閲覧。
- ^ 神戸ルミナリエ公式サイト 神戸ルミナリエストーリー
- ^ 神戸ルミナリエ公式サイト 来場者数
- ^ 使用電力の一部(10,000KWh)に、自然エネルギーで発電(風力発電、バイオマス発電)されたグリーン電力(グリーン電力認証機構が認証)を利用開始神戸ルミナリエストーリー(2007年)(~2012年まで)
- ^ “神戸ルミナリエの開催テーマ決まる-今年は「光の心情」”. 神戸経済新聞 (2010年11月9日). 2022年9月5日閲覧。
- ^ 会期中の12月11日には、早朝に吹いた強風の影響で、東遊園地南側の噴水広場に展示していた『スパッリエーラ』が倒壊(参照)。組織委員会では一時、当日以降の開催を見送ることも検討していたが、当日の午後に天候が回復。倒壊作品の撤去・周辺ブースの一部閉鎖・他の作品の安全点検を実施したうえで、当日の夜から、当初の予定に沿って開催した。会期全体では、前年から2日間短縮した影響で、総来場者数が減少。その一方で、1日平均の来場者数は、前年から3万8,600名増の32万5,600名に達した(参照)。
- ^ a b “神戸ルミナリエを前に障害者のためのハートフルデー”. 朝日新聞. (2007年12月5日) 2022年1月3日閲覧。
出典
- ^ a b c 『神戸ルミナリエ中止に伴う代替事業の実施について』(プレスリリース)神戸ルミナリエ組織委員会事務局、2021年11月4日 。2022年1月3日閲覧。
- ^ 『神戸ルミナリエ中止に伴う代替事業について』(プレスリリース)神戸市、2022年10月31日 。2022年11月11日閲覧。
- ^ a b 『2023年度「第29回神戸ルミナリエ」について』(プレスリリース)神戸市、2023年11月1日 。2023年11月4日閲覧。
- ^ 『特別鑑賞券で楽しめるルミナリエAR体験』(プレスリリース)神戸市、2024年1月18日 。2024年1月27日閲覧。
- ^ 『神戸ルミナリエ メリケンパーク有料エリア内限定 特別鑑賞券購入者だけが楽しめる魅力的なAR体験』(プレスリリース)一般財団法人 神戸観光局、2024年1月18日 。2024年1月27日閲覧。
- ^ 輝く笑顔のために ネスレ日本、2022年1月3日閲覧
- 1 神戸ルミナリエとは
- 2 神戸ルミナリエの概要
- 3 開催状況
- 4 募金宝くじ
- 5 外部リンク
「ルミナリエ」の例文・使い方・用例・文例
- 神戸ルミナリエは継続できるのか?
- 毎年開催の神戸ルミナリエはまもなく12回目が始まるが,今年,この光の祭典は資金難に直面している。
- ルミナリエを開催するには多額の費用がかかるが,企業や地方自治体から寄付を集めるのがますます困難になっているのだ。
- 第1回の神戸ルミナリエは1995年12月に開催された。
- ルミナリエでは,何万もの色とりどりの光が人々に希望を与えてきた。
- ルミナリエの組織委員会は一般からの寄付を募り始めた。
- 同委員会のメンバーはこの先何年間もルミナリエを続けられるよう願っている。
- ルミナリエは10時に始まりました。
- 神戸ルミナリエが20周年
- 毎年恒例の光のイベント「神戸ルミナリエ」が12月4日から15日まで開催された。
- ルミナリエの初回は1995年12月に開催された。
- ルミナリエは地震による犠牲者をしのんで毎年開催されている。
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