ルパン小僧とは? わかりやすく解説

ルパン小僧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 01:28 UTC 版)

ルパン三世」の記事における「ルパン小僧」の解説

『ルパン小僧』は『週刊少年アクション1976年1月26日号から1976年9月20日号かけて連載された。全18話。ルパン三世峰不二子(?)の間に生まれた通称ルパン小僧が、父に跡継ぎとして認めてもらい父を超える大泥棒目指すため、父親探しの旅に出るというストーリー相棒合気マリリンや、小僧を追う警官シャーロックJrルパン三世財宝横取りしようとする男・鼠なども登場する第1話では、母親父親居場所書かれ地図渡され旅に出て5年後父親屋敷発見するまでが描かれている。第18話には次元と五ェ門、第1話18話にはルパン三世本人ゲスト出演しているが、ルパン三世として正体明かしたうえでの対面はなかった。 『週刊少年アクション』の休刊に伴い18限り終了結局父親認められルパン四世になれたかどうかまでは描かれていない連載当時考えていなかったが後年モンキー・パンチはルパン小僧は「ルパン四世ということになると明言している。 ルパン小僧は、『新ルパン三世本編の第29話「死闘!!不二子対ルパン小僧」にも登場するが、同話に登場する峰不二子に「あんたは偽者で、俺の母親本物峰不二子だ」と言い、その不二子ももう1人不二子存在否定しルパンと関係を結んだ事実はない」と言っており、どちらが本物峰不二子なのかは不明ちなみに連載時からしばらくはルパン小僧の母親について「秘密」とされており、峰不二子母親であるという設定初出は、1998年初版発行中公文庫コミック版『ルパン小僧』カバー裏表紙にある内容紹介文である。 『ルパン小僧』は、出版社時代波に乗るために、雑誌強力なとしてアニメ人気だったルパン三世少年版をやろうと編集長自らが脚本考えて持ってきたもので、モンキー・パンチルパン子供がいるのに否定的で「少年誌子供泥棒主人公漫画」を描いて良いものか迷っており、すぐには受け入れなかったがまだ自分若かったこともあり嫌々引き受けそういうこれ以上ない安易極まりない企画だったため入稿期限過ぎて下書きすら出来ておらず、連載中はあくまで児童誌であることを常に意識して青年誌ルパン三世ならないように四苦八苦していた。雑誌休刊により終了したが、モンキー・パンチ本当に嬉しく「しめた、もう描かなくてすむぞ」と思ったバラエティ番組トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」で取り上げた際に「ルパン小僧は望まれ生まれた子供ではなかった」と揶揄されている。

※この「ルパン小僧」の解説は、「ルパン三世」の解説の一部です。
「ルパン小僧」を含む「ルパン三世」の記事については、「ルパン三世」の概要を参照ください。

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