リトルロマンス【リトルロマンス】(観賞樹)
![]() |
登録番号 | 第11436号 |
登録年月日 | 2003年 8月 19日 | |
農林水産植物の種類 | あじさい | |
登録品種の名称及びその読み | リトルロマンス よみ:リトルロマンス |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 倉富孝 | |
品種登録者の住所 | 福岡県浮羽郡田主丸町大字石垣111番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 倉富孝 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ミナヅキ」の変異株であり、花形は普通咲きでアジサイ型、花色は淡黄緑の鉢物向きの品種である。樹形は直立性、枝の太さ及び節間長は中、新梢の色は浅灰茶、枝の斑点の多少はかなり少、色は緑白、前年枝の色は灰褐である。葉身全体の形は楕円形、先端の形は鋭尖形、基部の形は鋭形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉身長は短、葉身幅は狭、成葉表面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3508)、裏面の色は灰黄緑(同3515)、葉柄の長さは短である。花序の形は円錐形、花形はアジサイ型、花序の縦径はやや小、横径は中、厚さは厚である。両性花及び装飾花の数は多、両性花の花形は一重咲き、装飾花の花形は普通咲き、がく片の重なりは少し重なる、大小の有無はやや有、装飾花の縦径及び横径は中、単色・複色の別は単色、開花初期及び盛期の花色は淡黄緑(同3303)である。がく片の形は倒卵形、切れ込みの位置は全縁、湾曲は内曲である。花柄の長さはかなり短、小花柄の長さは中である。花色の変化性は無、促成での開花期は中である。「ミナヅキ」と比較して、がく片が倒卵形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に育成者の温室(福岡県浮羽郡田主丸町)において、「ミナヅキ」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
リトル・ロマンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/15 04:22 UTC 版)
リトル・ロマンス | |
---|---|
A Little Romance | |
監督 | ジョージ・ロイ・ヒル |
脚本 | アラン・バーンズ |
原作 | パトリック・コーヴァン |
製作 | イヴ・ルッセ・ルアール ロバート・L・クロウフォード |
音楽 | ジョルジュ・ドルリュー |
撮影 | ピエール・ウィリアム・グレン |
編集 | ウィリアム・H・レイノルズ |
製作会社 | オライオン・ピクチャーズ |
配給 | ![]() ![]() |
公開 | ![]() ![]() ![]() |
上映時間 | 109分 |
製作国 | ![]() ![]() |
言語 | 英語 フランス語 イタリア語[1] |
『リトル・ロマンス』(A Little Romance)は、1979年に公開されたジョージ・ロイ・ヒル監督のアメリカのロマンティック・コメディ映画。ダイアン・レインのデビュー作。
概要
パトリック・コーヴァンの小説『E=mc2 Mon Amour』(1977)を映画化したもので、脚本はアラン・バーンズとジョージ・ロイ・ヒル。アカデミー賞では、オリジナル作曲賞(ジョルジュ・ドルリュー)を獲得した作品でもある[2][3]。
パリで出会ったフランス人の少年とアメリカ人の少女が恋に落ち、ヴェネツィアへの旅に出ることになり、そこで日没のため息橋の下で永遠の愛を誓う物語。
あらすじ
パリ郊外でタクシー運転手の父と2人暮らしの少年ダニエルは、いわゆるIQの高い神童ゆえの孤独の日々をおくっているが、学校の課外授業でルーブル美術館を訪れた際、アメリカ人富豪の娘ローレンと出会う。実はローレンも神童だった。2人は交際をはじめるが、ローレンの誕生会の席でちょっとしたトラブルが発生し、それがきっかけでローレンの母親に交際を反対されてしまう。実は母は若い映画監督に夢中であり、そのことを知った父が2人を引き離すためにアメリカに帰ることを母に告げたことが、母の感情をゆさぶったのだった。
ルーブル宮殿の庭園で再会した2人は、ふとしたことでジュリアスという老人と知り合いになる。妻の墓参りに行く途中でどんなに愛していたかを詩を引用する。ローレンは「死後も天国でもっと深く愛するでしょう」と続け、「美しい詩ね、ブラウニングは好きよ」[4]と答える。彼は2人にベネチアにある嘆きの橋(Bridge of Sighs)の下で日没の瞬間にキスした恋人たちは永遠の愛を手にすることができるというサンセット・キッスの伝説を語って聞かせ、ふたりの胸をときめかせた。ローレンは、両親が近くアメリカに帰国するのを知り、その前にサンセット・キッスの伝説を身をもって体験したいと考え、ロバート・ブラウニング夫妻が駆け落ちしたようにベネチア行きの決意を固める。ジュリアスの協力と勘違いで競馬で必要なお金を得た2人は、ジュリアスと共に早速ベネチア行きの列車に乗り込んだ。しかし、途中、イタリアにいることを友達ナタリーに入れた電話それを、ナタリーがはやとちり、捜査が開始される。さらにローレンが誘拐されたという新聞記事に。パリ警察は、同行している男が詐欺師でスリという証拠もつかみ、ベネチア警察へ協力要請をだしローレンの両親とともにイタリアへ。一方、途中で大切な金を紛失し途方にくれていた3人は、ヒッチハイクしながら先を急いだが、途中、車に乗せてくれたカップルからジュリアスは金を失敬し、自分の正体を子どもたちに話す。『ロミオとジュリエット』の舞台ヴェローナでどうするか迷った時、ジュリアスは「必要なのは普通の人の起こす奇跡が伝説につながっていること。その時、勇気と想像力が必要なのだ」という。2人の感謝の気持は変わらなかった。ジュリアスは警察に自首するが、2人の居所は日没まで教えなかった。ダニエルとローレンはようやくゴンドラに乗り、橋の下にたどりつく。教会の鐘が響きわたる中、2人はキスを交し、永遠の愛を誓い合う。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||
---|---|---|---|---|
VHS版[5] | フジテレビ版 | |||
ダニエル | テロニアス・ベルナール | 三橋洋一 | 松田辰也 | |
ローレン | ダイアン・レイン | 山田栄子 | 玉川砂記子 | |
ジュリアス | ローレンス・オリヴィエ | 杉田俊也 | 久米明 | |
リチャード | アーサー・ヒル | 清川元夢 | 前田昌明 | |
ケイ | サリー・ケラーマン | 渡辺典子 | 寺田路恵 | |
ジョージ | デヴィッド・デュークス | 小川真司 | ||
ナタリー | アシュビー・センプル | 鶴ひろみ | ||
ロンデ | グラハム・フレッチャー=クック | 池田真 | ||
ボブ | アンドリュー・ダンカン | 原田一夫 | ||
ジャネット | クローデット・サザーランド | 此島愛子 | ||
ルクレール警部 | ジャック・モーリー | 麦人 | ||
本人 | ブロデリック・クロフォード | 加藤治 |
- フジテレビ版:初回放送1981年10月31日『ゴールデン洋画劇場』
スタッフ
- 監督:ジョージ・ロイ・ヒル
- 製作:イヴ・ルッセ・ルアール ロバート・L・クロウフォード
- 脚本:アラン・バーンズ
- 撮影:ピエール・ウィリアム・グレン
- 音楽:ジョルジュ・ドルリュー
- 日本オリジナルイメージソング:パオ「サンセット・キス」
関連項目
- 小さな恋のメロディ
- マイ・ガール (映画)
- 僕のスウィング
脚注
- ^ a b c “A Little Romance” (英語). IMDb. 2024年9月23日閲覧。
- ^ Langdon, Matt. “A Little Romance”. DVD Talk. July 21, 2024閲覧。
- ^ Canby, Vincent (April 27, 1979). “George Roy Hill Offers 'A Little Romance':In Love in Paris”. The New York Times July 21, 2024閲覧。
- ^ 「ポルトガル語からのソネット」(Sonnets from the Portuguese)。
- ^ VHS版の日本語吹き替えにおける発売元は、ワーナー・パイオニア株式会社(現:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン)が担当しており、ワーナー・ホーム・ビデオ初となる日本語吹き替えで収録された作品となった。
外部リンク
固有名詞の分類
- リトル・ロマンスのページへのリンク