ホワイト・ラビット サクラヒメ【ホワイト ラビット サクラヒメ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4048号 |
登録年月日 | 1994年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | ホワイト・ラビット サクラヒメ よみ:ホワイト ラビット サクラヒメ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山本二郎 | |
品種登録者の住所 | 岡山県岡山市浜野1丁目12番30号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山本二郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ロマンス」に「リトル・ロマンス」を交配した実生苗から選抜,育成されたものであり,セパル,ペタルの花色は黄白の地色に浅紫,鮮紫ピンクのぼかしが入り,リップは黄白の地色に明橙黄の目,鮮赤味紫の条線が入る,ノビルタイプの抱え・平咲の中輪花である。 草型の大きさは中,草姿は立型,ぎ球形の正面の形は狭長方形,横断面の形は扁円 形,高さは50~70cm,長径は11~20mmである。葉の全体の形は線状長楕円形,先端の形は不等凹形,横断面の形はほぼ平,長さは121 ~150mm ,幅は41~50mm,表面の色は緑,葉数は11~15枚である。優先着花部位はⅤ型,花序は総状,1花茎の花数は3~5,太さは3.1 ~4.0mm ,長さは11~30mmである。花の咲き方は抱え・平咲,距の長さは6 ~10mm,花の横径は61~80mm,縦径は61~80mmである。ドーサル・セパル正面の形は長楕円形,先端の形は小凹形,反転の方向は平,周縁の波打ちは無,ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形,先端の形は切形,周縁の波打ちは無である。ペタル正面の形は長方形,先端の形は微突形,周縁の波打ちは小である。リップの正面形の複雑性は単純型,正面の形はⅥ形,先端の形はⅤ形である。花色はドーサル・セパルは黄白(JHS カラーチャート3301)の地色に浅紫(同8603)のぼかしが入り, ラテラル・セパル及びペタルの内側は黄白(同3301)の地色に鮮紫ピンク(同8904)のぼかしがそれぞれ先端に入り,リップの内側は黄白(同3301)の地色に明橙黄(同2204)の目と鮮赤味紫(同8906)の条線が入る。ずい柱は鮮黄緑(同3306)の地色に鮮赤味紫(同8906)の条線が入る。花の香りは無,開花期は冬~春である。 「ホシムスメ ハミング」と比較して,ドーサル・セパルが黄白の地色に浅紫のぼかしが入ること,ラテラル・セパル及びペタルの内側が黄白の地色に鮮紫ピンクのぼ かしが入ること,リップの目の色が明橙黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和56年に出願者のほ場(岡山県岡山市)において,「ロマンス」に「リトル・ロマンス」を交配し,59年にその実生苗が開花した中から選抜し,以後,特性の調査を継続し,平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ホワイト・ラビット サクラ」であった。 |
- ホワイト・ラビット サクラヒメのページへのリンク