スイートピンキー モモコ【スイートピンキーモモコ】(草花類)
登録番号 | 第13715号 | |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | スイートピンキー モモコ よみ:スイートピンキーモモコ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山本二郎 | |
品種登録者の住所 | 岡山県岡山市浜野1丁目12番30号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山本二郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ホワイト・ラビット サクラヒメ」に「スカイローズ」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが紫白の地色に明赤味紫色のぼかしが入り、リップは紫白の地色に明緑黄色のぼかし、濃赤紫色の目及び明赤味紫色の爪斑が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は狭長方形、横断面の形は扁円形、高さは21~35cm、長径は21~30mmである。葉の全体の形は線状長楕円形、先端の形は不等鋭形、横断面の形はⅠ型(ほぼ平)、長さは91~120mm、幅は31~40mm、表面の色は緑、葉数は7~10枚である。優先着花部位はⅤ型、花序は総状、一花茎の花数は3~5、太さは4.1~5.0mm、長さは11~30㎜である。花の咲き方は抱え・平咲き、横径及び縦径は61~80mm、ドーサル・セパル正面の形は楕円形、先端の形は小凹形、反転の方向は平、ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形、先端の形は微突形、反転の方向は平、ペタル正面の形は広卵形、先端の形は微突形、反転の方向は外反転である。リップ正面形の複雑性は単純型、単純型の正面はⅥ型、先端の形はⅤ型である。花色はセパル及びペタルは地色が紫白(JHS カラーチャート8901)で明赤味紫(同8905)のぼかしが入り、リップは紫白(同8901)の地色に明緑黄(同2704)のぼかし、濃赤紫(同 9509)の目及び明赤味紫(同8905)の爪斑が入る。花の香りは弱、開花期は冬である。「クリスチーナ プレシアス」と比較して、リップに濃赤紫色の目が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に育成者の温室(岡山県岡山市)において、「ホワイト・ラビット サクラヒメ」に「スカイローズ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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