クリスチーナ プレシアス【クリスチーナ プレシアス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7142号 |
登録年月日 | 1999年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | クリスチーナ プレシアス よみ:クリスチーナ プレシアス |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山本二郎 | |
品種登録者の住所 | 岡山県岡山市浜野1丁目12番30号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山本二郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ハナフブキ」に「エベレスト」を交配して育成されたものであり,花はドーサル・セパルが黄白の地色に明赤味紫色のぼかし,ラテラル・セパル及びペタルが黄白の地色に鮮紫ピンク色のぼかし,リップは淡緑黄の地色に鮮紫ピンク色のぼかしが入る中型種である。草型の大きさは中,草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は狭長方形,横断面の形は扁円形,高さは35~50㎝,長径は11~20㎜である。葉の全体の形は長楕円形,先端の形は不等鈍形,横断面の形はⅠ型(ほぼ平),長さは121~150㎜,幅は41~50㎜,表面の色は緑,葉数は11~15枚である。優先着花部位はⅤ型,花序は総状,1花茎の花数は3~5,太さは4.1~5.0㎜,長さは31~80㎜である。花の咲き方は抱え・平咲き,横径及び縦径は81~100㎜,ドーサル・セパル正面の形は長楕円形,先端の形は小凹形,反転の方向は平,ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形,先端の形は微突形,反転の方向は平,ペタル正面の形は長方形,先端の形は微突形,反転の方向はやや外反転である。リップ正面形の複雑性は単純型,単純型の正面の形はⅧ型,先端の形はⅣ型である。花色はドーサル・セパルは地色が黄白(JHS カラーチャート2502)で明赤味紫(同8905)のぼかしが入る,ラテラル・セパル及びペタルは地色が黄白(同2502)で鮮紫ピンク(同8904)のぼかしが入る,リップは地色が淡緑黄(同2702)で鮮紫ピンク(同8904)のぼかしと明黄(同2505)の目が入る。花の香りは無,開花期は冬である。「ホワイト・ラビット サクラヒメ」と比較して,ラテラル・セパル先端の形が微突形であること,ドーサル・セパルの複色部の色が明赤味紫であること等で,「スプリングドリーム・クミコ」と比較して,ラテラル・セパル先端の形が微突形であること,ペタル正面の形が長方形であること,リップ正面形の複雑性が単純型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に育成者の温室(岡山県岡山市)において,「ハナフブキ」に「エベレスト」を交配し,平成2年にその実生の中から選抜,以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「クリスチーナ・プリンセス」であった。 |
「クリスチーナ プレシアス」の例文・使い方・用例・文例
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