リデル、ライト両女史記念館(旧熊本回春病院らい菌研究所)
| 名称: | リデル、ライト両女史記念館(旧熊本回春病院らい菌研究所) | 
| ふりがな: | りでる、らいとりょうじょしきねんかん(きゅうくまもとかいしゅんびょういんらいきんけんきゅうじょ) | 
| 登録番号: | 43 - 0102 | 
| 員数(数): | 1 | 
| 員数(単位): | 棟 | 
| 構造: | 木造2階建、瓦葺、建築面積171㎡ | 
| 時代区分: | 大正 | 
| 年代: | 大正8年/昭和10年増築 | 
| 代表都道府県: | 熊本県 | 
| 所在地: | 熊本県熊本市黒髪5-1 | 
| 登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの | 
| 備考(調査): | 英国キリスト教伝道師ハンナ・リデルによって創設されたハンセン病救済施設。設計中條精一郎。『熊本県の近代化遺産』(熊本県教育委員会 1999) | 
| 施工者: | |
| 解説文: | 東西に長い寄棟造桟瓦葺の建物で、北面西端を半間突き出すL字型平面とし、正面中央にポーチを設ける。基礎は煉瓦造で石貼とする。1階を下見板張、2階をモルタル仕上げとし、白色に塗装する。1階庇や出窓、2階正面の手摺、建具など、瀟洒な印象を与える。 | 
| 建築物: | アンドリュース記念館 ギャラリー絃燈舎主屋 クリエイティブ・スペース赤れんが リデル、ライト両女史記念館 一木歯科医院 三条市歴史民俗産業資料館 三谷町北区山車蔵 | 
リデル・ライト両女史記念館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 14:16 UTC 版)
Riddell-Wright Memorial Hall  | 
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| 施設情報 | |
| 前身 | 回春病院研究室 | 
| 専門分野 | ハンナ・リデル、エダ・ハンナ・ライト | 
| 管理運営 | リデル・ライト両女史顕彰会 | 
| 開館 | 1994年2月3日 | 
| 所在地 | 熊本市中央区黒髪5丁目23-1 | 
| 位置 | 北緯32度49分08.4秒 東経130度43分50.8秒 / 北緯32.819000度 東経130.730778度座標: 北緯32度49分08.4秒 東経130度43分50.8秒 / 北緯32.819000度 東経130.730778度 | 
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | 
| プロジェクト:GLAM | |
リデル・ライト両女史記念館(英語:Riddell-Wright Memorial Hall)は、熊本県初のハンセン病病院回春病院(1895年11月12日-1941年2月3日)を創立したハンナ・リデルとその後継者エダ・ハンナ・ライトおよび回春病院を記念して、その施設の研究室、兼、後にライトの住居になった建物(1919年建築、1935年増築)に作られた博物館形式の記念館。
1992年10月20日熊本市に寄贈され、2008年3月19日より国の登録有形文化財[1]。管理団体はリデル・ライト両女史顕彰会。
ハンナ・リデル、エダ・ハンナ・ライトと回春病院の歴史
記念館の建物の歴史
リデル没後、ライトが2階を増築して住んでいた。階下は病院の事務室であった。戦後の混乱期に、一時外人などが住んでいたり、黒髪校事件の龍田寮の一部分に使用されたりした。その後、回春病院の敷地の半分になった「リデル・ライト記念老人ホーム」(2008年に「リデル・ライト記念老人ホームと改称)の管理棟になり、1992年10月2日に、この建物は熊本市に寄贈され、1994年2月3日に「リデル・ライト両女史記念館」として開館。2008年3月19日に国の登録有形文化財として登録された。
参観案内
関連項目
- ハンナ・リデル:初代回春病院施設長
 - エダ・ハンナ・ライト:次代施設長
 - 田尻寅雄: 勤務医師,初代である、後に不規則勤務
 - 三宅俊輔:住み込みの勤務医師
 - 神宮良一:勤務医師、後に別の園に移る
 - 玉木愛子:入所者、後で国立療養所長島愛生園へ転園
 - 青木恵哉:一時入所していた入所者、リデルの感化で沖縄で活躍
 - 池尻愼一:勤務医師、後に軍医
 - 杉村春三:リデル・ライト記念老人ホーム時代の施設長
 - 宮崎松記:菊池恵楓園園長で、回春病院に加勢
 - 黒髪校事件:回春病院のあとに作られた龍田寮に入所者におきた事件
 
出典
- ^ “リデル、ライト両女史記念館(旧熊本回春病院らい菌研究所)”. 国指定文化財等データベース(文化庁). 2015年11月29日閲覧。
 
外部リンク
- リデル、ライト両女史記念館のページへのリンク